標高2,000m 日本一高い位置にある道の駅と言われている、道の駅「美ヶ原高原」にドライブしてきました。この日は家族、親族旅行で一泊二日の帰りの観光として寄っただけですので下見ということで撮影してみました。
車中泊候補地情報 道の駅「美ヶ原高原」※実際に宿泊していないので下見としてのコメント
※軽キャンピングトレーラー(幌馬車くん)を基準とした、独自のこだわりポイントなど加味した判定です。 基準はコチラ→https://centisland.com/car/archives/1479
項目 | 評価 | コメント |
駐車場 | ◎ | 駐車場はアスファルト舗装かつほぼフラットです。夜はおそらく静かだと思います。周りも灯りがあるわけではないので静かで夏は快適に寝れるかと思います |
標高 | ◎ | 1961m 流石、道の駅最高峰です。申し分ない標高です。(アプリ天気予報では7月の夜の気温は14℃~17℃ぐらいを表示していました |
アクセス | × | 諏訪I.Cの出口から45kmで1時間4分と遠いです。 標高が高いだけに、最後の数キロの登りは大変急勾配です |
トレーラ受入 | ◎ | 車止めブロックの無い縦列駐車可能な駐車場スペースが沢山ありますのでトレーラーも停車可能です。 |
入浴 | × | 日帰り温泉など入浴可能な施設がまわりにありません。 来る前に入ることをお勧めします (※現在コロナの影響で王カ頭ホテルの日帰り温泉も受入不可でした) |
トイレ設備 | 〇 | トイレは道の駅の24時間使えるトイレがあります。 駐車場が広いので停める位置によっては100-200mぐらい歩くと思います。 ウオシュレットはありませんでした。 ※2022/7追記 トイレ棟が独立して建てられており、ウオシュレット付きでとても新しい設備で大変快適でした |
プラス評価 | 〇 | 美ヶ原高原美術館の散策、アート作品などが楽しめます。または王カ頭へのトレッキングが楽しめます。 |
総合評価 | 〇 | 標高がとにかく高いので避暑地としてはこの上ない場所かと思います。一時は車中泊禁止のネット書き込みもありましたが、道の駅ですので”仮眠”という車中泊の使命は追っていますので節度ある利用を心掛けたいものです。 入浴施設・温泉がないのが残念です。 |
道の駅「美ヶ原高原」へのアクセスルート
美ヶ原高原への最寄ICは諏訪ICで標高も高いこともあり、登りが続きます。
このルートでのコンビニは諏訪市周辺の平地エリアとなりますので食材調達は忘れないよう注意ください。(そこ逃すと無いと思ってください)
筆者は群馬県からですのでこのルートではないですが、白樺湖のローソンが最後でそこからコンビニはありませんでした。 霧ヶ峰高原 ドライブイン霧の駅からビーナスラインに入ってひたすら走ると道の駅「美ヶ原高原」に着きます。 最後の数キロで200m近く標高を稼ぎますので急勾配な道を登っていきます。
道の駅「美ヶ原高原」の全体図
美ヶ原高原の道の駅は駐車場が広大です。 手前に一部車輪止めがある駐車場があり、建物から奥にはフラットな駐車場があります。(キャンピングカーは比較的奥が多かった) 上田市を見下ろせる拡張駐車場は今回行った時には閉鎖されていまして皆が雄大な写真を撮るスポットになっていました。
山側には美ヶ原高原美術館があります。
トイレは建物の中ですが、結構奥の方にあり建物内を歩いて移動します。
それぞれ写真を撮りましたので説明します。
建物は巨大なお土産屋スペースがあります。立派なお土産屋並みです。
二階はレストランと美ヶ原高原美術館への入り口&渡り廊下になっていました。
一階の入口は9:00-17:00と夕方になったら閉まってしまいます(昼間はここから奥のトイレに抜けられます)
道の駅「美ヶ原高原」のトイレ
1Fのお土産屋の入口が閉鎖されるとトイレの入口は2カ所のようです(宿泊しなかったので未確認)
美術館受付の奥に公衆トイレがあります。
通路を抜けると美ヶ原高原美術館への入場券売り場があります(この日は二階の入口の係員が受付兼販売をしていました)
売り場の奥の自動販売機に通路があり、そこにトイレがあります。
トイレは綺麗ですが、ウオシュレットはありませんでした。
便座は混雑していて写真撮れていませんが、和式1、洋式1で洋式は水洗ですがウオシュレットは付いていません。
トイレが済むと入口付近に張り紙がありました。 目立つので思わず写真を撮りました。
明らかに車中泊を意識した注意書きだと思います。 一時期は車中泊禁止という記事もありましたが、道の駅ゆえに仮眠はOK、仮眠を超える連泊や行き過ぎた行為を禁止しています。(火気厳禁なので車内でも使用できないので注意)
道の駅「美ヶ原高原」の外観
美ヶ原高原美術館にも立ち寄りましたので道の駅の写真を撮りました。
こちらの建物は毎時0分になると立派な鐘が鳴ります。(うるさい)アモーレの鐘ということで見ていると本当に立派な鐘がぐわんぐわん振り子のように動いていました。 ※当たり前ですが夜は鳴りません
美ヶ原高原美術館はとても広大です。きちんと見て回ると1時間でも足らないぐらい広いのと作品があります。
キャンピングトレーラーのホテル「モビホ」
ウェブサイトをチェックしていると、キャンピングトレーラーが載っています。
どうも公式の宿泊プランがあるようで見学してみました。
一日2組しか泊まれないとかきっと人気なんだろうなぁ・・・と思いましたが写真撮影時は誰も居ませんでした。
キャンピングトレーラーがヘッド車無しで置いてあるので比較的簡単に発見できました。
ホームページの記載のように、モビホ1は駐車場に、モビホ2は美術館の通路に設置されています。
(お風呂はモビホ利用のみ「山本小屋ふる里館」で入浴を受け入れているとのこと※通常は受入拒否)
歩いていくと、とある区画から「私有地」の看板がありました。 (今思えば勝手に歩いてしまいましたが、侵入禁止ですね)駐車場の奥の私有地の端にキャンピングトレーラーがあります。 火器は使えないですが、テーブルとイスがあるのでここで寛ぐのでしょうか。
1号車は比較的隔離された場所にあるのでプライベートスペースが配慮されているようです。
モビホ2は先ほど美ヶ原高原美術館に行った時に屋外巡回路に置いてありました。 こちらは通行人が目の前を通っていくので少しプライバシーが心配です。
道の駅「美ヶ原高原」のレストラン
道の駅二階にはレストランが2つあります。 洋食か和食かの違いでしょうか。
和食の店にいって「麻の葉」にてお蕎麦を頂きました
観光地価格ですが、僻地で食事にありつけるのはありがたいです。
道の駅「美ヶ原高原」の車中泊下見まとめ
- メリット
- 標高は2000mということで申し分ない
- 駐車場もフラットでとても静かそう
- レストランなど施設も充実
- 24時間トイレも使える
- デメリット
- 日帰り温泉入浴などお風呂がない
最後のデメリットで我が家の軽キャンピングトレーラー泊は利用可能性がとても低いです。
コロナが収まって王カ頭ホテルの日帰り温泉入浴が受入できた頃に考えたいと思います