幌馬車くんの設置・固定


キャンプ場についてキャンピングトレーラーとして利用するには牽引モードから設営モードに切り替える必要があります。

キャンピングトレーラーの幌馬車くんの牽引モード
キャンピングトレーラーの幌馬車くんの牽引モード

設営モードにするには以下の手順になります

  • 動かないようにロックする
    • 車輪止めを付ける
    • ブレーキをかける
  • 連結部を切り離す
  • 設営する
    • 脚を出す
    • 車輪で高さ調整をする

動かないようにロックする


斜面などで、牽引の連結部を外したときにキャンピングトレーラーが動いてしまって事故を起こすのは避けたいので最初に切り離しても動かないようにロックします。 (フラットな場所であれば動きませんが用心に越したことはありません)

幌馬車くんの車輪止め(後部に引っ掛けてある)
車輪止め(後部に引っ掛けてある)
キャンピングトレーラーの幌馬車くんの車輪止めの設置(ホイールにフックを引っ掛ける)
車輪止めの設置(ホイールにフックを引っ掛ける)

車輪止めのはとても簡単です。
次に車輪にブレーキをかけておきます。 イメージはサイドブレーキみたいなもので、アンロック(牽引モード)からロック(設営モード)にレバーを移動させることで車輪にブレーキがかかります)

キャンピングトレーラーの幌馬車くんのアンロック状態(ワイヤーはテンションが張られている)
アンロック状態(ワイヤーはテンションが張られている)
キャンピングトレーラーの幌馬車くんのロック状態(ワイヤーはテンションが無くなり垂れ下がる)
ロック状態(ワイヤーはテンションが無くなり垂れ下がる)
幌馬車くんのロック状態 ワイヤーの様子
ワイヤーがたるむとブレーキがかかる仕組み

こちらは慣性ブレーキと機構が一体になっていて、加速しているときは引っ張られてワイヤーのテンションが張られているのでブレーキが効いていないのですが、減速したときはトレーラー自体が牽引車を押すのでワイヤーのテンションが緩み結果、ブレーキが掛かります。
・ワイヤーが緩む=ブレーキがかかる
・ワイヤーが張られる=ブレーキが解除される
なんだか普段の機構と逆に感じますね。
これで車輪にブレーキが掛かりました。

連結部を切り外す


こちらは「トレーラーの牽引」のページで説明しています。

トレーラーのヒッチポールとヒッチカプラーの連結
トレーラーの牽引はこちら

キャンピングトレーラーを牽引モードに切り替える場合はこちらにまとめています
(クリックするとページ遷移します)

連結部を外すときに車輪を出して高さ調整をしながらヒッチカプラーをヒッチポールから切り離すと楽にできます。

設営する


キャンピングトレーラーのタイヤは中央に1カ所なのでこのままキャンピングトレーラーに乗り込むとシーソーのように傾きます。
脚を出して固定作業に入ります。
脚はキャンピングトレーラーの後方の扉のあたりの床の裏面にあります。

キャンピングトレーラーの幌馬車くんの設営
幌馬車くんの脚
キャンピングトレーラーの幌馬車くんの設営
脚を出した状態(緑の塗装が・・・)

これで脚が2脚出ました。 噂によるとこの脚は高さ調整が2段階あるらしい(のですが、一度外すか分解しないと調整出来なさそうです)
次に車輪の調整をします。
キャンピングトレーラーの前面の車輪を起こします。

キャンピングトレーラーの幌馬車くんの設営
牽引のときは寝ている車輪
U字のレバーを引くと車輪を起こすことができる(起こしたら穴に入れて固定)
キャンピングトレーラーの幌馬車くんの設営
ハンドルを回すと高さ調整ができる

トレーラージャッキの高さ調整・取り付け方変更

トレーラージャッキの高さ調整
取り付け方変更しました。トレーラージャッキの高さ調整

最後はこれで高さ調整をしておしまいです。

苦労話としては、斜面(勾配がある)で設営を行うと、地面と幌馬車くんの隙間が狭くなり、脚が立てられないときがあります。 その場合はこの(前方の)車輪を寝かせて地面に押し込むようにすると、シーソーと同じで脚(後方)の方が浮くので脚を出すことができます。(二人居ないとできないのですが・・・・)

斜面(勾配がある)ところでの設営の苦労

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