温暖化ガス
温室効果ガス（greenhouse gas、GHG）とは、大気圏にあって、地表から放射された赤外線の一部を吸収することにより、温室効果をもたらす気体の総称である。近年、大気中の濃度を増しているものもあり、地球温暖化の主な原因とされている。 （wikiより）
温室効果ガスの中では二酸化炭素（CO2）の影響量が最も大きいといわれており、この二酸化炭素をいかに抑制するかが大きな問題となっている。
では、誰が大気中の二酸化炭素（CO2）を増したのでしょうか？ 答えは人間です。 世界的な活動であるIPCCにてその結論が出されています。
地球温暖化の原因は人間によって巻き起こしたもの
地球温暖化の主因は「人間による原因が９割を超える」とまとめられておりもはや世界レベルで認識されています 。 その中でも人間による化石燃料の使用が地球温暖化の主因と考えられています。
| 時期 | 報告 | 内容 |
| 2007年2月 | AR4 WG I | 我々を取り巻く気候システムの温暖化は決定的に明確であり、人類の活動が直接的に関与している 人間による化石燃料の使用が地球温暖化の主因と考えられる。 二酸化炭素の増加は、主に人間による化石燃料の使用が原因である |
| 2007年4月 | AR4 WG Ⅱ | 自然環境が地域的な気候変化の影響、特に気温上昇の影響を受ける 人為的な温室効果ガス増加が現在観測された地球温暖化の殆どをもたらした可能性がかなり高いと結論づけられる 1.5〜2.5℃の平均気温上昇で、約20〜30%の種の動植物が絶滅の危機に瀕する |
| 2007年10月 | AR4 WG Ⅲ | 温室効果ガスの排出量は1970年から2004年までに70%増加 世界のGHG排出量は今後数十年増え続けると予測される |
| 2007年11月 | AR4 SYR | 人為的な温室効果ガスが温暖化の原因である確率は9割を超える 気候変化はあらゆる場所において、発展に対する深刻な脅威である |
もともと地球は大変長い周期の中で温暖化と寒冷化を繰り返してきたといわれていますが、人間が石油を手に入れた産業革命以降急激に地球の温度が上がっています。（1850年前後での比較）
一度温まった地球の温度はなかなか冷めない
2100年には平均気温が最良推定値で1.8–4°C（最大推計6.4°C）上昇すると予測される
一度環境中に増えた二酸化炭素などの長寿命な温室効果ガスは、能動的に固定しない限り、約100年間（5年–200年[10]）にわたって地球全体の気候や海水に影響を及ぼし続けるため、今後20–30年以内の対策が温暖化による悪影響の大小を大きく左右することになる
今世紀末に5–6°Cの温暖化が発生し、「世界がGDPの約20%に相当する損失を被るリスクがある」
今後10–30年間程度の間の緩和努力が決定的に大きな影響力を持つと予測とされているように、私たちがどのような選択をするのかが問われている
