幌馬車くんでギャレー(キッチンユニット・調理スペース)を作るというのはスペース的に無理があるので正しくはコンロ、流し、蛇口などでいうところの流しと蛇口の「手洗いスペース」というのが正確な表現になります。
限られたスペースでの最低要件は以下です。
- トイレ後の手洗い
- 歯磨き/うがい
夜に公共・施設のトイレ/洗面所に行くのが面倒になるので最低要件はこれに絞り込めます。
立体スペースを有効活用して以下の機能を持たせることにしました。
- 手洗いスペース
- 電源取り込み/大容量バッテリーの格納ステーション
- 靴の収納(立体スペース的に断念して外履き用サンダル置き場)
- 上部の荷物置き場(これも結果的に断念)
★ここに設計図面を貼る
最初に外部電源の取り込み場所でしたので位置的に丁度良いと考えました。
図面&工程
入口扉から向かって右側の壁面になります
ソファーベッドの外構が完成したあとでギャレーを作成しするとテーブルが作れます
ギャレーの制作
この限られた入口のドアと壁の隙間(27cm)を使ってギャレーを制作していきます。
大変軽量で塗装も不要そうな焼桐を使用してみました。(軽量な分、強度は弱いので普段使いには耐えられますが、酔った勢いでタックルするとたぶん壊れます)
局面部分の型どりは完了しています。
設計をし直したのは棚板の左右で(幌馬車くん全体が丸みを帯びているので)長さが1cm異なります。 曲線に合わせてカットしています。
- 最下部は外履きスリッパ置き場(高さ13cm程度)で)汚れた靴を置きます。(トレーかマットを敷く予定)
- 二段目は大容量バッテリーを設置します。 既に購入済みで車中泊にオールマイティーを発揮(しそう)なJackery700を購入しました。
(幅約30cm×奥行約20cm×高さ約20cmが格納できるように、棚板の横幅の内寸を30.5cm取っています。 将来のJackery1000はギャレー横に置くしかなさそうです) - 三段目はシンクと水のタンクを設置予定です。(オグショーのミニミニシンクがハマるサイズで考えていましたが、発注後に在庫無しで泣く泣く自作の道に進むことになりました)
各制作内容
最後の仕上げ(照明)
最後の仕上げはライトの設置です。
電源配線をしたくなかったので電池式の人感LED照明を予定していましたが、LEDテープライトも予定していた棚の設置ができなかったので余ってしまいましたので間接照明としてギャレーの棚に付けることに変更しました。
人感センサーも仮置きしました。(狭い室内なのでソファーに座っているだけで人感センサーが誤動作するかなどいろいろ動作チェックを行うため)
その横でLEDテープライトを設置しました。
シンクや大容量バッテリーなど実際に配置してみました。
シンクはまだ間接照明になっていないので、目隠しをして間接照明らしくアレンジしてみました。 最終的にこんなイメージになりました。 なんとなくいい感じに仕上がりました。
(人感センサーLEDライトは仮置きなのであとで配置検討します)
当初の棚の設置が実査上断念していたのでLEDテープライトが余っていましたが、ギャレーの間接照明として復帰し見事な演出で納まりました。
こちらの制作工程は4日間程度でした