今回は高地企画として真夏キャンプに耐えられる標高1500m以上の涼しい場所を探した結果「山田牧場」を発見しましたので予約して行きました。7月の気温は昼間26℃、夜は16℃で夜は防寒着を着ないと涼しいぐらいまで気温が下がりました
こちらもご覧ください→車中泊・キャンプ場の標高ランキング
ヤマボクグリーンサイトキャンプ場のページインデックス
- 車中泊候補地情報「ヤマボクグリーンサイトキャンプ場」
- 7月のヤマボクグリーンサイトキャンプ場の気温
- ヤマボクグリーンサイトキャンプ場のスケジュール
- ヤマボクグリーンサイトキャンプ場へのアクセス
- 「ヤマボクグリーンサイトキャンプ場」の設備について
- ヤマボクグリーンサイトキャンプ場から歩いて行ける日帰り入浴受入施設「仙人小屋」
- ヤマボクグリーンサイトキャンプ場でキャンプ開始
車中泊候補地情報「ヤマボクグリーンサイトキャンプ場」
※軽キャンピングトレーラー(幌馬車くん)を基準とした、独自のこだわりポイントなど加味した判定です。 基準はコチラ→https://centisland.com/car/archives/1479
項目 | 評価 | コメント |
キャンプ場 | 〇 | チェックイン12:00~、チェックアウト~11:00 冬はスキー場の山田牧場でグリーンシーズンにキャンプ場を開いている様子 車はキャンプ場に乗り入れ可能です。フリーサイトも区画サイトも横付けできます サイトは砂利もしくは草原で自分が利用した区画サイトはフラットでした。小石が多いのか地面がしまっておりペグが刺さりにくい。 車の乗り入れは容易ですが、一部4WDではないと傾斜が厳しい場所もありました。 夜はとても静かで涼しくて気持ち良い場所です。トイレや水場などは最低限の設備です。 |
標高 | ◎ | 1494m 標高は申し分ございません。真夏でも夜は寒いぐらいです |
アクセス | 〇 | 上信越自動車の須坂長野IC降りてからの下道26km 41分とそこそこ時間がかかります。 |
トレーラ受入 | ◎ | 大型車専用の区画はありませんが、トレーラー持ち込みを伝えると広い、搬入しやすい区画サイトを案内頂けます。区画によって大きさ変わるようですが、普通サイズのトレーラーまでなら難なく入りそうです。 |
区画広さ | ◎ | 区画によってですが、トレーラー+タープ+テントを張っても申し分ない広さはありました。フリーサイトも広場は広く苦労しなそうです。 高原サイトや森林側のフリーサイトは4WDでないと入れなような場所もあります。普通区画サイト・フリーサイトの場所でしたら問題なさそうです |
入浴 | ◎ | キャンプ場から歩いて1-2分のところに仙人小屋という宿泊施設のペンション?があり、山田牧場のキャンプ利用者は500円で日帰り入浴を受け入れています。お湯は乳白色で硫黄の香りがする、ガッツリ温泉成分ありそうなお湯です。 宿の混雑状況で受入時間が変わってきますので事前に確認をお勧めします |
トイレ設備 | 〇 | キャンプ場のトイレは自作?の便座が2つある簡易水洗トイレとなります。 24時間使えて人感センサーで点灯するようです。清掃は行き届いているようですが、簡易水洗で臭いはそれなりにあります。キャンプ場出てすぐの駐車場脇にもトイレがありますのでどちらも利用できるかと思います。(どちらもウオシュレット無し) |
炊事場 | △ | 手作り感のある、”水場”といった感じです。水が出る蛇口が複数+手作りシンクといった感じでしょうか |
AC電源 | △ | 料金表にはあったので有るようです。 (今回は利用していませんし、利用する場合は区画が定められている可能性があります) |
プラス評価 | 〇 | 標高が高いので真夏のキャンプ・避暑地に最適。 手作りブランコもありますので小さい子供は喜びます。 キャンプ場にお風呂はありませんが、徒歩すぐのところに日帰り入浴を受け入れているペンションがあります。 キャンプ場の設備は最低限ですが避暑地利用としては良い場所だと思います。 |
総合評価 | 〇 | 個人的には真夏キャンプ地として気に入っております。 お風呂(温泉)も気持ち良い。 避暑地候補として1つキャンプ場が増えました |
7月のヤマボクグリーンサイトキャンプ場の気温
天気は晴れ 気温は昼26℃、夜16℃です。 夕方に夕立がきて少しだけ雨には降られました。

ヤマボクグリーンサイトキャンプ場のスケジュール
今回は真夏の避暑地キャンプとして計画してみました。
- 1日目
- 朝 出発
- 11時頃 ヤマボクキャンプ場到着
- 12時頃 タープ設営 呑み開始
- 17時頃 仙人小屋へお風呂に入りに行く
- 18時頃 キャンプ場に戻って呑み再開
- 22時頃 就寝
- 2日目
- 7時頃 起床
- 8時頃 朝食
- 9時頃 片付け、キャンプ場チェックアウト
チェックインは12時でしたが、早めにいって手続きを済ませておきました。
日帰り入浴を受け入れている仙人小屋も、夕食対応時にお風呂OKとなったので遅い時間に入ることができ、結構柔軟に対応してくれるエリアで助かりました。
ヤマボクグリーンサイトキャンプ場へのアクセス
最寄りICは上信越自動車の須坂長野ICです。 須坂長野ICから下道で26kmで41分で到着します。
冬はスキー場なのでおそらくこのルートで向かえば道路は整備されており苦労しないと思います。
(自分が行ったルートは逆方面の志賀高原からの登りルートでしたが道が狭く苦労しました)

11時にヤマボクグリーンサイトキャンプ場に到着するように出発する予定でしたが、バタバタしたり途中で食材買い付けしたりと予定通りにはいきません。

今回もポータブル冷蔵庫を買ったので二回目の稼働となります。これは冷え冷えのビールが飲めてとても重宝します。ルーフキャリアにもRVBOXを3つ積み込み、MAXで荷物持ち込んで出発です。


今回のルートは高速道路を使わない草津・志賀ルートから山田牧場に向かう事にしました。(高速道路で回り込んでも30分も時間が変わらないため)



国道292号で草津から志賀ルートに抜けます。ほたる温泉付近で道を曲がり県道66号から山田牧場を目指します。
初めての道路でしたがここから10km近く狭い道が続きます。

紹介した高速道路からのアクセスルートではなく裏道から行きました。県道66号ですが1車線道路で対向車のすれ違いが困難な場所が多いです。(須坂長野東ICから行けばそんなことはないのかもですが)

志賀高原から県道66号で進むと山田牧場が上から見下ろせます。 県境を越えてここから下りです

無事、山田牧場に到着しました。 ヤマボクグリーンサイトキャンプ場の看板が見えたので車を停めてチェックインを行います。

看板の坂を下るとすぐに管理棟があり、車を区画サイトに停めてからチェックインで良いとなりましたので先に車を区画サイトに停めてから手続きを行いました。
「ヤマボクグリーンサイトキャンプ場」の設備について
こちらのヤマボクグリーンサイトキャンプ場はウェブサイトの情報も少なく、どんなキャンプ場か謎に包まれていると(私の中では)情報不足のイメージがあります。 実際に行ってみての感想です
- 良い所
- 標高が高い!(1500mぐらい)夜は寒いぐらい
- キャンプ場にはお風呂は無いが、徒歩すぐに日帰り入浴受入をしているペンションがある
- とっても静か
- 区画サイトもフリーサイトもフラットで道もしっかりしているので車の乗り入れが安心(傾斜の激しい危険なエリアを除く)
- 悪い所
- トイレが簡易トイレでウオシュレット無し
- ゴミの受け取りが有料(1袋500円で高い)
- キャンプ場の設備は最小限でシンプル
避暑地のシンプルな不自由さを楽しむキャンプ場という感じです。

ヤマボクグリーンサイトキャンプ場の看板の道を下るとすぐに管理棟があります。


事前にトレーラー牽引を伝えていたので話はスムーズでした。 乗り入れしやすい管理棟目の前の区画サイトに案内されました。

ヤマボクグリーンサイトキャンプ場ですが、道路からキャンプ場に入る入口付近に管理棟があります。
区画サイトは管理棟横の安定した場所に。フリーサイトはそこから下って広場のようなスペースにあります。
高台区画サイトはその下り途中に段々畑のように区画がありました。高低差があるので乗り入れが難しそうでした
フリーサイトにも森林のような区画があり、そこはオフロードのような車でないと乗り入れができないワイルドなゾーンがあります。(なんでこんな斜面に車があるんだろうという場所)

キャンプ場のトイレは1つしかありませんが、キャンプ場を出て道路沿いに駐車場とトイレが別にあります。
そちらも利用してよいとのことでした。(簡易トイレではなく、きちんとした水洗トイレで公共トイレのような作り)

車の入場と人の入場にコストがかかるようです。 区画サイトの場合は区画サイト料金+車乗り入れ料でした。


なお、早朝はキャンプ場の入口ゲートは閉まっています。 管理人も不在ですので基本は入場を待った方が良さそうです

管理人は7-8時頃には出勤されていました。
駐車場
ヤマボクグリーンサイトキャンプ場は車の乗り入れが可能です。 なので駐車場はキャンプ場内に置いてよいのですが、あえて駐車場というとこちらになります。

こちらの駐車場は山田牧場の駐車場エリアのようです。

車はキャンプ場に搬入OKですのであくまで紹介となります
サイト・区画サイト
サイトですがフリーサイトと区画サイトの両方があります。自分はトレーラー牽引を伝えてところ区画サイトを紹介されました。(フリーサイトの広場も結構広いのでそちらでも良さそうでしたが)


フリーサイトは管理棟から下に下った広場がメインのようです。

実際に下って行ってみると広場はフラットで、使いやすそうです。

フリーサイトも森林側にも広がっているようでこちらは上級者?ハードな場所にあります



どこがフリーサイトでどこに区画サイトがあるのかがイマイチパンフレットでも掴めなかったというのが正直な所です。
トイレ
ヤマボクグリーンサイトキャンプ場のトイレは1カ所になります。 手作りの軽量ブロックを積み上げたような建物でトイレは2つありました。



このほか、キャンプ場外にも道路脇の駐車場の隣にトイレがあります。(どちら利用しても良いよと言われました)こちらのトイレの方が簡易トイレではなく、公共のきちんとしたトイレに感じました





キャンプ場内の簡易トイレはスペースが狭いと感じました。 ゆったりするならキャンプ場外のトイレが良さそうです
水場
ヤマボクグリーンサイトキャンプ場の水場ですが、2カ所あります。 管理棟横のキャンプファイヤー場付近の水場とフリーサイトの広場にある水場になります。 どちらも同じ感じです


炊事棟とも言えない、蛇口とシンクがあるシンプルな作りでした。
ヤマボクグリーンサイトキャンプ場から歩いて行ける日帰り入浴受入施設「仙人小屋」
仙人小屋はキャンプ場から歩いて1分か2分ぐらいの距離にあります。 こちらは宿泊ができるコテージとなっており、宿泊客を受け入れつつ、ヤマボクキャンプ場の方は500円で入浴受入をしてくれています

受付でキャンプ場利用者を伝えるとお風呂を案内されます。(この日は宿泊者が夕食中でしたのでお風呂は貸し切りで利用させて頂きました)




お風呂は温泉です。 乳白色で硫黄の臭いが強いのでお風呂上がりも硫黄臭がします(温泉好きにはたまらないのだとおもいますが私は沸かし湯で十分です) それなりにお風呂を楽しみ充実しました。
帰りにお金を支払って仙人小屋を後にします。
ヤマボクキャンプ場でキャンプ開始
指定された区画サイトに車を停めます。 入口付近で管理棟目の前です。
チェックインを済ませて手続き完了

チェックインのときに注意事項と入場証を受け取ります(車の乗り入れの許可証)ダッシュボードに建て替えておきます

注意事項の紙も頂きました。(普通の事が書かれていますが、特筆すべきはゴミの受け入れが有料かつ500円と高いことでしょうか)


タープの設営はあっという間に終わりました。ここから呑み開始です

トレーラーもソファーモードに展開完了です


バーベキューの炭を火おこししつつ、まずはすぐに食べられるもので乾杯







ゆっくりと焼きながら呑んでいると夕暮れになっていました。17時を過ぎたので仙人小屋へお風呂に入りに行っています。帰ったら夜のみ

日も落ちてきて開放的な飲みに変更(このあと雨が降ってきたのでタープに戻りましたが)


気温も18℃ぐらいに落ちて寒くなりました。 防寒着を着て凌いでいましたが寒くなったのでトレーラー呑みに切り替えて呑み継続。 眠くなったので22時頃に就寝です


翌日ですが軽い朝食を食べて、片付けを済ませたあとにチェックアウトをしています

後片付けも終わったのでいざ撤収


今回の旅も大変楽しかったです。 天気は夕立?のような雨はありましたが恵まれた天気でした。
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