7月後半に入り、夏がやってきました。トレーラー泊には気温が熱すぎる季節です。
連泊企画として標高1500m以上の涼しい場所を探しに出かけました。
今回選んだのは嬬恋と草津を通り越して志賀高原を選択しています。2泊目は木戸池キャンプ場を選びました
こちらもご覧ください→車中泊・キャンプ場の標高ランキング
志賀高原「木戸池キャンプ場」のページインデックス
- トレーラー泊候補地情報 志賀高原「木戸池キャンプ場」(車中泊は木戸池温泉ホテル)
- 志賀高原「木戸池キャンプ場」(車中泊は木戸池温泉ホテル)の予定
- 志賀高原「木戸池キャンプ場」のアクセスルート
- 木戸池キャンプ場の受付の木戸池温泉ホテルに到着
- 木戸池キャンプ場の設備紹介
- 木戸池キャンプ場の利用者が使えるトイレ(木戸池温泉ホテルの駐車場公衆トイレ)
- 志賀高原自然歩道(志賀高原のハイキングコース)
- 木戸池キャンプ場で呑み開始
- 木戸池温泉ホテルの温泉に日帰り入浴へ
トレーラー泊候補地情報 志賀高原「木戸池キャンプ場」(車中泊は木戸池温泉ホテル)
※軽キャンピングトレーラー(幌馬車くん)を基準とした、独自のこだわりポイントなど加味した判定です。 基準はコチラ→https://centisland.com/car/archives/1479
項目 | 評価 | コメント |
キャンプ場 | × | 標高は申し分無いのですが、受付の木戸池温泉ホテルから少し離れた場所で車を停車してリヤカー等も使えないで自力でキャンプ場に道具を運び込む必要があります。 湿地帯で足元はぐしょぐしょで同じ場所を踏み込んでいると次第に水が溜まりはじめます。湿地帯なので至る所に水が湧き出ています。 少し勾配がかかっています。 設備は水場しかありません。 トイレ場木戸池温泉ホテルのトイレ棟まで歩いて戻る必要があります(200mぐらい歩きます) チェックインは12:00でチェックアウトも12時だったと思います |
標高 | ◎ | 約1621m 標高も相当高くとても涼しいです。 7月の後半の気温で昼間は22℃、夜は14℃でした。 夜は半袖だと寒すぎる温度です |
アクセス | 〇 | 信州中野I.Cの出口から28kmで33分とそこそこ近い所にあります。 |
トレーラ受入 | △ | 木戸池キャンプ場はフリーサイトで車の乗り入れはできません。 キャンプ場の入口付近に登山道入口にあるような駐車場がありますが、悪路でお勧めできません。 事情を話して木戸池温泉ホテルの駐車場に車中泊させて頂くのが良いかと思います。 木戸池温泉ホテルの駐車場トレーラー車中泊はアスファルト舗装でフラット、夜も大変静かで快適です。 トイレも目の前ですのでいう事無しでした。 |
区画広さ | △ | 予約不可の当日チェックイン後に早い者勝ちのフリーサイトです。湿地帯で小川も流れている所ですので快適に過ごせるのは限られたスペースしか無いと考えてください。ソロキャンプに適した登山のテント場のような感じでした |
入浴 | ◎ | 受付した木戸池温泉ホテルで温泉に入れます。 露天風呂はありません。内湯が1つあります。 |
トイレ設備 | △ | キャンプ場にはありません。受付した木戸池温泉ホテルの駐車場にハイキング利用と思われるトイレ棟が24時間使えます。 夜間は人感センサで点灯されますが点灯時間が異常に短いので用を足している最中に切れて真っ暗になります。 ライトを常備で夜は使ってください。 水洗ですがウオシュレットは無いです |
炊事場 | × | 水道だけあります。排水は見る限り湿原にたれ流しているので洗い物も避けた方が良いと思います |
AC電源 | × | 無し |
プラス評価 | △ | 標高が高いので真夏でも涼しい。志賀高原はハイキングコースが充実しているのでハイキングを楽しんだ方がテント泊するのであればマッチするでしょうか |
総合評価 | △ | キャンプ場は登山の山小屋の”テント場”程度と考えた方が良いでしょう。 オートキャンプのノリは全くありません。 足場が湿原なので常に濡れています。 キャンプ場としては×、標高高いので真夏でも涼しく”車中泊で寝たい”であれば〇 キャンプ場は日中に外で呑めて火が使える程度と考えた方がよいと思います。 |
志賀高原「木戸池キャンプ場」(車中泊は木戸池温泉ホテル)の予定
連泊企画の2日目です。 前泊はバラキ高原キャンプ場で木戸池キャンプ場の12時チェックインに合わせて移動してきました。チェックインを済ませて午後ハイキングの予定です。
記事は青色の部分
- 1日目
- 早朝 出発
- 8時半頃 嬬恋「バラキ高原キャンプ場」到着
- 9時半頃 テント設営後にキャンプ開始
- 13時頃 湖畔の湯にて整理券を取得
- 14時頃 バラキ湖にて浮き釣り
- 18時頃 湖畔の湯にてお風呂
- 20時頃 キャンプ場で夕涼みしながらキャンプ
- 21時頃 トレーラー飲み
- 23時頃 就寝
- 2日目
- 7時頃 起床
- 8時頃 キャンプ場撤収準備
- 9時頃 キャンプ場チェックアウト
- 10時頃 草津のスーパーにて食材買い足し後、日本一標高の高い国道292号で志賀方面へ
- 11時半頃 木戸池キャンプ場(木戸池温泉ホテル)到着
- 13時半頃 湿原ハイキング
- 14時半頃 バスで木戸池温泉ホテルへ
- 15時頃 ホテルで雨宿り
- 18時頃 木戸池温泉ホテルでお風呂
- 19時半頃 キャンピングトレーラー飲み
- 23時頃 就寝
- 3日目
- 7時頃 起床
- 8時頃 キャンプ場で朝食
- 9時頃 後片付け後チェックアウト
- 10時頃 横手山リフトで山頂ハイキング
- 13時頃 道の駅「あがつま峡」にてお昼
- 帰宅
志賀高原「木戸池キャンプ場」のアクセスルート
筆者は連泊でしたのでスタートはバラキ高原キャンプ場からです。 途中で食材の買い足しをしたかったので草津温泉のスーパーに立ち寄りました。そのあとに日本国道最高地点である渋峠(国道292号線「志賀草津高原ルートで標高2,172m)を超えて向かいます。
嬬恋パノラマラインを走って草津に向かいます。国道292号にぶつかった所でコンビニがあったので時間調整がてら立ち寄りました。
登坂は結構勾配がきつく、一番きつい所は時速40kmぐらいしか出ません。時間にも余裕があるのでゆっくり走ります。草津温泉についてガソリンスタンドで給油をしたあと、立ち寄るスーパー「もくべえ」に到着しました。ほぼ開店時間通りの到着ですが駐車場は結構埋まっていました。縦列駐車できるスペースは3レーンほどありましたが全て埋まっています。 店の駐車場の隅に停めました
本日食べる食材とお酒、氷を無事入手しこれから日本国道最高地点の渋峠を目指します。
現在は草津白根山は火山活動のためハイキングは中止されていますので車で通行するのみとなります。(湯釜付近のドライブインも封鎖されていました) 山道独特の急カーブが続きます。
軽自動車でトレーラーを牽引して日本国道最高地点である渋峠を越えるのは意味深いです。登坂でも渋滞を作ることなくグイグイ登っていけます。
渋峠は無事に通過しました。 渋峠ホテル付近や横手山スキー付近は観光客が多くにぎわっていましたが帰りに寄る予定なので行きは木戸池キャンプ場を目指し通過しました。
木戸池キャンプ場の受付の木戸池温泉ホテルに到着
木戸池温泉ホテルの入口付近でテント・タープの景色が見えてきました。 道路からホテルの入口に入り道を下っていくとキャンプ場受付の木戸池温泉ホテルに到着しました。
駐車場は広いですが白線が無いので各自自主的に車を停車しています。縦列駐車できる配列ではなかったので隅に停車しました。結構日帰りハイキング客が駐車しているとのことです。
チェックインの12時をまってホテル受付にて申告しました。
お金とキャンプ場の案内のプリントを渡されます。チェックインはスマートに終了しました。
ブルーリボンは受付完了の印としてタープ・テント等の目立つ場所に取り付けるものです。
木戸池キャンプ場の見取り図
木戸池キャンプ場の見取り図です。
- 受付は木戸池温泉ホテルのフロントで受付(12時~)
- お風呂も木戸池温泉ホテルで入れます(受付時間要確認ですが標準は14時~20時とゆったり設定)
- トイレは木戸池温泉ホテル駐車場にあるトイレ棟を利用(キャンプ場から距離あります)
- キャンプ利用者の駐車場はホテル入口付近の駐車場スペースへ(整地されていないので悪路)
- 駐車場から道路挟んで反対側に木戸池キャンプ場があります
- キャンプ場へは車乗り入れ不可でリヤカーも無いので自力で荷物を運びます
- キャンプ場は水場のみ
- キャンプ場は湿地帯で足場が悪いです。ぬかるみは水が溜まります
- ゴミはホテルフロントに渡すと片付けしてくれます
とりあえず荷物を降ろしたいのでキャンプ場利用者の駐車場に向かいました。
トレーラーを牽引したまま入るには躊躇する場所です。
一度はチャレンジしましたが厳しかったので断念
なんとか停車させてキャンプ場に向かいます。 RVBOXは3つ個別に運びましたが湿地帯なのでぬかるみが沢山ありました。
入口は2カ所あります。 駐車場から近い入口付近は結構ぬかるんでいるので離れた別の入口(水場側)の方が汚れないかもしれません
(嫁は小川に足を踏み入れて靴を片方濡らしてしまいました)
ハイキングなどされる方はトレッキングシューズのまま入ることをお勧めします。朝も朝露などで気を付けて歩いても濡れてしまいます。
写真でみるとぬかるみがあまり分かりにくいですが、刈った草の下は結構濡れています。
木戸池キャンプ場の設備紹介
設備といっても、キャンプ場には水場しかありません。
木戸池キャンプ場の利用者が使えるトイレ(木戸池温泉ホテルの駐車場公衆トイレ)
木戸池キャンプ場には設備は水場しか無いのでトイレは木戸池温泉ホテルの駐車場のトイレを使う事になります。
このホテルは私道ですがバス停の停留場も兼ねていてハイキング利用者などが乗車します。
そこに公衆トイレがあるのでそこのトイレを24時間利用できます。
このトイレの人感センサは入口ドア付近にあり、入るとすぐに点灯しますが点灯時間が異常に短く用を足している最中に真っ暗になります。 身動き取れないのでどうしようもないのですが次回から携帯ライトを付けたままにしておきました。 夜間はキャンプ場からの道も真っ暗なのでライト必須ですがトイレの中でも必須です。
ウオシュレットは無いですが、木戸池温泉ホテルの営業時間中はホテルトイレの方がウオシュレットありますので便利です(入口の看板にホテル利用者は夜22時が門限のような書き込みありましたので夜間は空いていない可能性が高い)
ホテルのフロントでトレーラーを牽引していることを伝えて、車中泊のために駐車場は木戸池温泉ホテルを使わせてほしいと説明しました。 昼間は日帰り客で駐車場は埋まっているので夕方になって停めてくれればよいとのことです。 隅の所に停車しておきました。
志賀高原自然歩道(志賀高原のハイキングコース)
キャンプ設営も終わりましたので体を動かすためにハイキングに出かけます。(嫁もトレッキング用の靴に履き替えて濡れた靴は乾かすことにしました)
ホテルでもパンフレットでハイキングコースが示されています。木戸池からの自然探勝コースで長池を超えて信州大学自然教育園のバス停まで歩くことにしました。
バスが走っているので時刻表をチェックし、丁度良い感じの出発時間でしたので帰りはバスを目指します。
スタートは木戸池です。 途中で呑みも含めてトイレポイントもきちんとチェックします。
歩いて10分ちょっとで田ノ原湿原が見えてきました。綺麗な湿原です。
日中は24℃ぐらいで涼しいはずですが、ハイキング中は汗がでてきます。日陰に入ると涼しく感じます
途中道路を横断していくつかの池を眺めながらハイキングコースを進みます。
最後の休憩地点の信州大学自然教育園の建物に到着しました。トイレがあるのでここで時間調整をします。
バス停の位置を確認したところ、こちらの建物の入口にバス停がありましたので歩いて2分ぐらいでいけるのを確認して時間調整です
13時から木戸池をスタートして途中休憩も入れながらほぼコースタイム通りに到着しました。
14時過ぎでしたので25分程度時間があります。(14時34分のバスで木戸池に帰る)
トイレ休憩を入れながらバスの時間を待ちます
時間になったのでトイレを済ませバスに乗り込みました。そこそこ人は多いです。
木戸池に到着したとたんに通り雨が降ってきました。 駐車場にあったテラスで雨宿り休憩です。
軽く降って止むかと思っていたら本格的に降り始めました。
夕方になって日帰り客もだいぶ減り始めてきたので車を少し移動させました。
ちょうどホテルオーナーらしき方と会話しながら良い場所に駐車して良いとのこと。助かります。
(このときにバス停や私道の話、キャンプ場の事などいろいろ聞かせて頂きました)
木戸池キャンプ場で呑み開始
駐車場内での車の移動も無事終わり雨も止み始めたのでキャンプ場に戻ってお昼ご飯、夕食の準備です。
コンロだけで調理できるものを選びました。
蚊取り線香(防虫香)をたきましたがキャンプ場はそれほど虫は多くありませんが線香を付けていると虫が寄ってこない気がします。
そろそろお風呂の時間になりましたので一度木戸池温泉ホテルの駐車場に戻ります。
本日はキャンプ場には戻らないので(夜に湿地帯を歩くのは嫌)後片付けをして戻りました
(タヌキなどの野生動物がいるので散らかされないようにRVBOX等に詰め込みます(ゴミ袋残してしまって翌日散乱していました。失敗)
木戸池温泉ホテルの温泉に日帰り入浴へ
19時前でも外はまだまだ明るいです。 20時までに入浴を終えるので1時間前に入りました。
お風呂は出たときに誰も居なかったので撮影しています。 温泉臭も少なく気持ち良いお風呂でした。
最後にキャンプ場にいたバーベキュー組の男三人衆に出会いました。雨が降って河川でのバーベキューを諦めこちらのキャンプ場に来たとか。日帰りのようです。
お風呂を出てフロントのソファーで嫁を待ちます。
トレッキングしたこともあり、寝落ちしたので歯を磨いて就寝です
朝はトレッキング客らしき車の出入りで5時台から物音が聞こえ始めました。
朝は晴れていましたが、朝露なのか全体的に濡れています。
霧が幻想的です。
本日は横手山にハイキングをして帰宅予定です。
こちらもご覧ください→車中泊・キャンプ場の標高ランキング