今回は予約がなかなか取れないと話題?の赤城にある無料キャンプ施設「赤城公園キャンプ場」に行きました。
抽選に何度も落選し、なんとか空き枠開放日に区画確保できたのでキャンプしてきました
こちらもご覧ください→車中泊・キャンプ場の標高ランキング
(無料)赤城公園キャンプ場のページインデックス
- 車中泊候補地情報「(無料)赤城公園キャンプ場」
- 9月の赤城公園キャンプ場の気温
- 赤城公園キャンプ場のスケジュール
- (無料)赤城公園キャンプ場へのアクセス
- 無料の「赤城公園キャンプ場」の設備について
- 赤城公園キャンプ場から歩いて行ける日帰り入浴受入施設「青木旅館」
- エブリィワゴンの車中泊仕様のセッティング
- 赤城大沼ハイキング&キャンプ場の記録
車中泊候補地情報「(無料)赤城公園キャンプ場」
※軽キャンピングトレーラー(幌馬車くん)を基準とした、独自のこだわりポイントなど加味した判定です。 基準はコチラ→https://centisland.com/car/archives/1479
項目 | 評価 | コメント |
キャンプ場 | △ | 群馬県が運営している県立赤城公園キャンプ場となります。 費用は無料で大人気。応募制の抽選か、抽選余り枠の予約申し込みにより予約・区画確保ができます。冬季はクローズしており、5月から11月上旬まで運営。チェックインは1200-17:00の間、チェックアウトは10:00までとなります。無人で管理人は不在、現地手続きもありません。よってアーリーチェックインやレイトチェックアウトなども存在しません。キャンプ場の区画は全て定められており、区画数も少ないです。無料で少ない枠を応募するので当選した事が無いくらい人気があります。山の斜面に区画があるのでアリの巣ような形状で区画が点在します。 区画は基本フラットですが、区画によって何らかのやや斜面だったりして、有効面積も少なく感じます。夜は車の通りも少なく、静かでした。車は所定の駐車場に停めますが、台数が決まっているため追加など融通はききません。シャワー施設無し、ゴミの処分は全て持ち帰りとなります。 |
駐車場 | △ | 駐車場は区画に応じてすでに割り振られています。追加台数やトレーラーなど停車するスペースはありません。1区画=1台が基本で唯一、ファミリー区画のG区画のみ2台用意されていました |
標高 | ◎ | 1345m 標高は夏でも涼しいほどです。夏以外はとても朝晩冷えます |
アクセス | △ | 最寄りICは、関越自動車道の赤城IC降りてから下道25km 36分とそこそこ走ります。標高が高いので最後は登坂となります |
トレーラ受入 | × | 1区画で車は1台であり、縦列駐車できるスペースもありません。無理だと思います |
区画広さ | △ | 区画によってさまざまですが、基本はソロ・デュオ向けであり、上段のファミリー向けがなんとか広い感じでした。利用した区画Hは砂利でペグの刺さりは悪い。車中泊サイトもありますが、広くなくテーブル・イスが置ける程度でした。 |
入浴 | 〇 | キャンプ場内には設備ありませんが、徒歩11分ぐらいの大沼湖畔に日帰り入浴受入施設の「青木旅館」があります。沸かし湯・内湯のみですがお風呂に入れる貴重な施設です。(営業時間は~20時とありますが、要確認です) |
トイレ設備 | △ | トイレは区画から離れています。車中泊サイトが一番近いでしょうか。公共トイレの印象で清掃はされていますが、清潔とは言いにくい感じでした。24時間空いていますが、夜は真っ暗な時がありました(誰が、どうやって点灯させるのか謎)洋式水洗トイレですがウオシュレットはありません |
炊事場 | △ | 炊事場があり、水が出ます。調理スペースなどはありません |
AC電源 | × | ございません |
プラス評価 | 〇 | 赤城の大沼の湖畔にあり、ロケーションは抜群です。山の斜面の上にあがればあがるほど区画からの景観は悪くなります。(下段、マップからみて湖畔に近い区画がおススメです)大沼はハイキングや釣りなども楽しめます |
総合評価 | 〇 | 無料でキャンプできる。という評価かと思いますが、どちらかというと車中泊サイトとして火が扱えるスペースが用意された!という評価でみると使える場所です。(抽選が当たれば是非利用したい所です。当たればね・・・) |
9月の赤城公園キャンプ場の気温
天気は晴れ 気温は昼18℃、夜9℃です。 9月の終わりでは標高が高いキャンプ場ですので、基本寒いです(というのも抽選落ちまくって結局ここしか予約とれなかったから)
ここのベストシーズンは7月や8月かと思います。(個人的には車中泊なので6月や9月がベストですが)
赤城公園キャンプ場のスケジュール
今回は無料の赤城公園キャンプ場にいつかは泊まりたい!ということで今シーズン応募しまくりましたが全て落選し、空き枠の予約解禁日になんとか見つけた予約確保ということで、十分なお休みが確保できなかったので初日だけ楽しむという時間の使い方でした。(それも当日、まえばし赤城山ヒルクライム大会が開催されたということで、午前は赤城山の道路が封鎖されていましたが・・・・)
- 1日目
- 朝 出発
- 11時半 赤城公園キャンプ場到着(本来なら10時到着が迂回路に切り替えてなんとか到着)
- 12時 大沼の赤城神社参拝
- 12時半 赤城公園キャンプ場チェックインしタープ設営
- 13時 キャンプ場で宴会開始
- 16時半 タープなど撤収、お風呂へ
- 17時 青木旅館へ日帰り入浴へ
- 18時 キャンプ場に戻って車中泊呑み
- 23時 就寝
- 2日目
- 早朝 起床
- 早朝 車中泊の後片付けして出発
- 朝 帰宅(仕事)
区画が空いている日で予約確保しましたが、時期も寒い日程でしたので気温としては暖房を付けないと肌寒いぐらいの気温でした。
(無料)赤城公園キャンプ場へのアクセス
最寄りICは関越自動車道の赤城ICです。 赤城ICから下道で25kmで36分で到着します。標高が高いキャンプ場ですので山の山頂付近まで車で登るため、勾配がある道路となります
筆者は全て下道で行く予定でした。(あとで事件あり)
今回の無料のキャンプ場の赤城公園キャンプ場は駐車場が1台しか無いのでトレーラーが牽引できず、幌馬車くんは置いていきました。エブリィワゴンで車中泊を楽しみます
トレーラー牽引する前はエブリィワゴン車中泊でしたが、最近はめっきりエブリィワゴンで寝ないので久しぶりとなります。
やっと予約確保した無料キャンプの赤城公園キャンプ場なので、道中は赤城山をみてテンション上がりまくり。
のこり10km切ったところで事件発生です。
道路が封鎖され、警備員に「本日、9月24日(日)は、まえばし赤城山ヒルクライム大会が開催されるので道路は12時まで封鎖されます」とのこと。 行先を赤城公園キャンプ場と伝えると、沼田方面の道路から登っていけばそちらは赤城公園キャンプ場までは行けるとのこと。 1時間以上のロスとなりますが、12時までは待ってられないので経路変更をして赤城を目指します。
こちらのルートも警備員に呼び留められましたが、事情を説明して赤城公園キャンプ場までならOKということで通してもらいました。
運よく本日のキャンプ場区画に停められました。このあと赤城の大沼湖畔ハイキングでしたが、予定を大幅に切り詰めてハイキングを楽しみます
無料の「赤城公園キャンプ場」の設備について
赤城の無料キャンプ場ですが、最大の難関は「予約すること」です。キャンプ場の設備については無料ということもあり最低限の設備となります。
- 良い所
- 無料!(最大二泊らしい)
- 湖畔ロケーションが良い(良いのは駐車場>ソロサイト>ファミリー向けサイト)
- 悪い所
- 予約が取れない(応募しても落選率が高い。空き枠の予約受付も1時間経たないうちに無くなる)
- 区画サイトは車の乗り入れができない。リヤカーなども無い。悪路のため担いで運ぶしかない
- 車は1区画1台まで(G区画のみ2台)で追加が厳しい
- 周りにもフリーな駐車場がほぼ無い
- トイレが夜真っ暗なときがある(深夜に点灯しましたが、誰がどうやって点けたのか不明)
- トイレがウオシュレット無し
- 水場が最低限の設備
- シャワーなどはない
- 管理員が不在
いろいろ書きましたが、車中泊サイトを希望していたので火が使えれば良いぐらいの要件の私からすると十分なのですが。 オートキャンプをしに来たという方の視点からすると不満ばかりだと思います
赤城公園キャンプ場のサイトマップ
赤城公園キャンプ場はGoogle Mapで見ても全容がつかめません。昔は無法地帯の無料キャンプ場として存在していたようですが、一新されてからは区画も整備され完全予約制となりました。サイトの区画は狭いものが多く、ほぼソロ向けとなっています。
- ソロ向け
- 区画A~区画Fまでがソロ向け
- 区画は狭い
- 湖畔に近いほど、水面に近く遮蔽が少ないのでロケーションが良い
- (個人的にはAかBがおススメ)
- ファミリー向け
- 区画G~Jまでがファミリー向け
- 区画Gのみ駐車場が2台用意されている
- 湖畔から離れており、ロケーションは良くない(木の茂みの間から湖畔は見える)
- 区画Gは130㎡とあるが、実際の有効面積は狭く見えた
- (個人的には区画Hが一番フラットで広いと思える。区画HとIが抑えられたら文句無し)
- 車中泊サイト
- 区画1~4まで4台分が用意されている
- 湖畔まで障害物が無く、一番良い湖畔ロケーション
- 区画は狭い。空いたスペースにテーブルや椅子など置ける
- 炊事場やトイレなど行く時にキャンパーから丸見え・・・
- 区画の端が盛り上がっており、区画からはみでる”ずる”はできない
次回利用するときは(車中泊目線で)区画Aか車中泊サイト3を選択しようと思います
赤城公園キャンプ場のチェックイン
管理人が不在なので、時間になったら勝手に区画を使うイメージです。 証明書など発行物もありません。
予約やリマインドメールなど、記録を頼りにいくだけです。
駐車場の看板にルールなど書かれていますので一読したらチェックイン完了?です
(係員が見回るとありますが、この日は巡回者には会いませんでした。メールは手元に置いてください)
赤城公園キャンプ場の駐車場
赤城公園キャンプ場の駐車場は予約して区画が決まった時点で予め決められています。駐車場には看板もありますので迷わずに自分の区画に停めることができます。ロープが張られていますので、駐車場の境界線もわかると思います。幅に余裕はありましたが、1区画で2台分の駐車場幅はありませんでした。
車中泊サイトは水場の近くにあります。区画の1と2が隣接、3と4が隣接しています。
※ここは通行人やキャンプ利用者が水場・トイレに行く時にジロジロ見られます。
車中泊サイトは駐車場のほかに一段盛り上がった砂利の所も利用できそうでした(ただしそのスペースを使っている人はこの日は居ませんでした(解放的すぎ?)
赤城公園キャンプ場付近のフリーな駐車場スペースはあるのか?
赤城公園キャンプ場のエリアマップでは「一般駐車場」と書かれており、そこそこのスペースがあります。予約無くても車中泊だけならできるのでは?と邪念を抱きますが難しそうです。
区画サイトの駐車場の脇に一般駐車場がありますが、バリケード?か何かで封鎖されていました
これは区画Jの駐車場の隣がフリーなので区画Jはこっそり荷台停めても見分け付かないでしょう。そして奥の一般駐車場は潰されているので停車は難しそうです
次にトイレの目の前にも一般駐車場が書かれています。 こちらは勾配がありますが車が数台は停められそうです。
赤城公園キャンプ場のキャンプ区画
ある程度確認できたので紹介します。 今回は区画Hを予約しました。赤城公園キャンプ場で二番目に広い区画となります。3区画ほど連なっており、キャンプ場の一番奥ばった所にあります。
ここは素晴らしくフラットです。
続いて区画Gですが、少し中途半端な区画であり、どこまでが区画でどこからが通路なのか見分けつきませんでした。130㎡あるという割に一部は斜面まで含んだ広さなのかあまり広いという印象はありません
ここから下るとソロ向けの区画になります。 斜面のわずかなフラット面を区画にしている感じでした。
次に車中泊サイトです。 こちらは道路に面しており、湖畔ロケーションは良くなります
ただし遮るものがないので周りからも見られてしまいます
実際、トイレの帰りに撮影した写真です。
道路から大沼の湖畔までは砂浜が広がっていますがテント設営禁止の看板がいくつも置かれていました。(赤城公園キャンプ場が今の予約制の前はきっと無法地帯のように利用されていたのだと推測します)
一般駐車場も一部使えないように規制しているのを見ると、無料キャンプ場利用者以外は極力、停車させないようにしてマナーを維持しているのではと感じました。
赤城公園キャンプ場の水場
赤城公園キャンプ場の水場はとてもシンプルです。 水場と竈ぐらいしかありません
灯りもないので夜は真っ暗となります。
調理というより、水だけ汲みに来るぐらいの用途でしょうか
赤城公園キャンプ場のトイレ
赤城公園キャンプ場のトイレは公衆トイレで誰もが利用できるようです。(そこを使わせてもらっている)
目の前には一般駐車場があり、トイレに立ち寄る事ができます。こちらのトイレですが夜は最初真っ暗で灯りなしには全く利用できなかったのですが、深夜になって明かりが点きました。(時間で照明が入る仕組みか、誰かが操作したのか不明)いずれにしても道中真っ暗なのでライト必須だと思います。
温水便座でもないのでとてもヒヤッとしそうです。
月夜の灯りでトイレまで行けましたが、真っ暗なのでライトは必ず持っていってください
赤城公園キャンプ場から歩いて行ける日帰り入浴受入施設「青木旅館」
赤城公園キャンプ場にはシャワーなどの施設はありませんが、歩いて11分ぐらいのところに青木旅館があり、日帰り入浴を受け入れてくれています。 日によって何時まで営業しているか変動してたので電話で確認しておくことをお勧めします。
(この日の日曜日は宿泊者が居ないので18時までに退館と言われました)
受付でお金を支払ってお風呂に向かいます。
お風呂は沸かし湯?汗も流せたので満足です
エブリィワゴンの車中泊仕様のセッティング
本日はトレーラー泊ではないので、エブリィワゴン車中泊になります。久々に積みっぱなしの専用ベットマットを展開します。
- 荷台の板の高さを上段に替える
- 運転席シートを前に倒し、二列目シートを倒す
- ベットマットを展開する
- 専用サンシェードを窓に貼る
- 天井ネットを取り付けて余計な荷物を上に格納する
慣れると10分ぐらいで展開できます
夜は寒いので室内呑みを想定して空間を確保しておきます。
景観は良いのですが、トイレから少し離れています
赤城大沼ハイキング&キャンプ場の記録
ここからは実際に赤城公園キャンプ場で過ごした記録となります
当日のまえばし赤城山ヒルクライム大会の開催によって道路が封鎖され、迂回路で赤城公園キャンプ場に来たため予定より1時間半も遅くなりました。 本来であれば大沼を湖畔一周しようとしておりましたが、工程を省略して赤城神社の小鳥ヶ島に向かいます。往復で30分かかりません
駐車場に車も無事停められたので赤城神社へ
湖畔のベンチで休憩しています
赤城神社参拝も終わったところで赤城公園キャンプ場に戻ってタープ設営を開始します
キャンプ場の区画へは車の乗りいれはできません。 斜面を登っていくようです。
今回は台車も持ってきましたが、道が悪すぎて使えないので手で運ぶことになりました。
写真ではうまく伝えられませんが、上り坂は悪路です。 (キャンプのキャリーカートなど使っている人は見かけました)
赤城公園キャンプ場の区画Hではタープ設営しても十分な広さがありました
このあとは食事をご紹介します
夕方になってきて17時に日帰り入浴のため青木旅館へ(それまでに翌日は早朝出発のため、区画Hのタープ設営などすべて撤収をしています)
歩いて青木旅館へ向かいます
お風呂から帰ってきてもまだ明るい
なお、この日は予約は全て一杯でしたが、所々未利用者も居た気がします。もしくは夕方になって撤収という、デイキャンプ利用者もおりました。 結果、宿泊したのは1/3か1/4ぐらいの区画しか残っていませんでした。
寒くなったのでエブリィワゴンに入って車中泊呑みです。 このとき外気は12℃ぐらいだと思います。
エブリィワゴンの中は暖かいとは言いませんが、上着を着ていれば寒さは気になりません
夜は冷え込みました。 9℃ぐらいまで下がったようです。
もっていった(自分が使った)羽毛布団は夏用なので少し寒かった・・・
翌日は早朝に起きて撤収準備です
大沼の朝霧が晴れていって視界が良くなったところで家に向かって出発です
今回の旅も通行止めとかありましたが、天気に恵まれ、湖に癒され大変楽しかったです。 滅多に予約が取れない無料キャンプ場の赤城公園キャンプ場ですが泊まれて良い思い出ができました
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