幌馬車くんで行く「いずみ湖キャンプ場」 トレーラー車中泊
7月 キャンプ場 幌馬車くん 長野県

2023年7月15日「いずみ湖公園キャンプ場」トレーラー車中泊

今回は連泊企画で真夏の標高が高いキャンプ場を渡り歩く二日目にあたります。前泊は南乗鞍無印良品キャンプ場から出発。いずみ湖公園キャンプ場の7月の気温は昼間27℃、夜は20℃でした。


いずみ湖公園キャンプ場のページインデックス


車中泊候補地情報「いずみ湖公園キャンプ場」

※軽キャンピングトレーラー(幌馬車くん)を基準とした、独自のこだわりポイントなど加味した判定です。 基準はコチラ→https://centisland.com/car/archives/1479

項目      評価  コメント
キャンプ場 △ チェックイン9時~、チェックアウト~16:00
ここは無料キャンプ場で諏訪市に事前申請すれば利用可能です。 車は乗り入れ不可で荷物を降ろした後は駐車場に車を停車する必要があります。 キャンプ場は青空サイト+森林サイトを合わせたような場所でフリーサイトです。 あまりフラットな場所が少なくそれぞれ良さそうな場所を探して設営していました。管理棟などの機能はなく、事前申請で許可された許可証を印刷して持参することで入場可能となります。 駐車場はアスファルト舗装ですが、縦列駐車は不可、トレーラーを切り離して駐車が必要です。山の斜面に作られた駐車場で横の勾配があり、あまり適した場所ではありません。
標高 ◎ 1244m 標高は1000mを超えるので夏でも涼しいです。 猛暑のときは昼はそこそこ暑く、夜は冷えて快適でした。
アクセス 〇 中央自動車道の諏訪IC降りてからの下道12km 20分は大変アクセスが良いのですが、標高が高いので勾配はきついです。 キャンプ場に行くルートを誤ると狭い道になります。(国道40号方面からのアクセスがおススメ)
トレーラ受入 △ キャンプエリアに車搬入ができません。 キャンプ場の駐車場も横に勾配があり、縦列駐車もできないのでトレーラーには向いていません。
区画広さ △ フリーサイトなので区画というのは無いですが、キャンプ場が狭いです。周りをみるとソロキャンのような大きさのテント・タープが丁度良いぐらいに見えました。
大型のキャンプ道具でキャンプメインで楽しむ人には向いていないキャンプ場です
入浴 × キャンプ場にシャワーなどありません。(いずみ湖の施設として隣接にテニス場があり、テニスの管理棟にはシャワーが備わっています。一応、テニス利用者が使うシャワーだと管理人には言われました。あとは利用者の多さ次第・・)
トイレ設備 △ トイレ棟は24時間空いています。 夜はスイッチを付けると点灯して利用できます。トイレ行くまで真っ暗なのでライト必須です。 残念ながらウオシュレットは付いていません。かろうじて水洗というレベルです
炊事場 △ 屋根があり、水場と竈があります。お湯は出ません
AC電源 ×ございません
プラス評価 〇一番は事前申請が必要ですが、無料ということです。公園なので、テニス、マレットゴルフなど楽しめます。湖もあるので散策するなら楽しいかもです。
総合評価 △ 車中泊に向いていないキャンプ場でトレーラーはさらに厳しいかと思います。

7月のいずみ湖公園キャンプ場の気温

天気は晴れ時々曇り 気温は昼27℃、夜20℃です。 昼はタープ超しに太陽の熱気が伝わりそこそこ暑い。
夕方になるにつれて気温が下がり快適な気温になりました。

いずみ湖キャンプ場の7月の気温は昼27℃、夜20℃
いずみ湖キャンプ場の7月の気温は昼27℃、夜20℃

いずみ湖公園キャンプ場のスケジュール

今回は連泊企画です。 

  • 前泊 南乗鞍無印良品キャンプ場
  • 1日目
    • 11時頃 道の駅「奈良井宿」へ 奈良井宿を観光
    • 13時頃 スーパーで食材調達
    • 14時半頃 いずみ湖キャンプ場へ
    • 15時半頃 荷物など整理、キャンプ設営し飲み開始
    • 20時頃 トレーラーに戻り呑み
    • 22時頃 就寝
  • 2日目

気温としては夜は網戸にして丁度良いぐらいで快適でした


いずみ湖公園キャンプ場へのアクセス

最寄りICは中央自動車道の諏訪ICです。 諏訪ICから下道で12kmで20分で到着します

いずみ湖キャンプ場のアクセスは最寄りICの諏訪ICから下道で12km、20分
いずみ湖キャンプ場のアクセスは最寄りICの諏訪ICから下道で12km、20分

出発は前泊の南乗鞍無印良品キャンプ場からになります

幌馬車くんで行く「南乗鞍無印良品キャンプ場」 トレーラー車中泊
前泊は「南乗鞍無印良品キャンプ場」 トレーラー車中泊

南乗鞍無印良品キャンプ場はとても離れた所ですので諏訪に戻ってくるだけでも2時間半はかかります。途中いろいろな道の駅を散策しながら奈良井宿に立ち寄りました。 奈良井宿には道の駅があり、トレーラーを停めながらの観光がしやすいのもポイントです。 11時ごろに到着したころには駐車場は満車で警備員がなかなか中に入れてくれません。二週目でトレーラー牽引を伝え大型車のところに停車させてもらいました。

道の駅の奈良井宿の大型車用に停車
奈良井宿の大型車用に停車(普通車駐車場は満車)

奈良井宿は昔の中山道の町並み風情が残る宿場町です。早速散策します

中山道奈良井宿案内図
観光案内所でマップを入手

奈良井宿は通路の両脇に昔ながらの宿舎の建物が並んで風情ある風景でした(所々に車が停車されていたのさえなければ)

奈良井宿の街並み
奈良井宿の街並み
奈良井宿の松屋茶房
帰りに茶屋で甘未を頂く

こちらの松屋茶房は名物店主?さんが応対してくれます。 お椀など蔵にあった年代物なんだとか。手書きがなんとも味わい深いです

奈良井宿の松屋茶房の漆器塗り
漆器塗りのお椀
奈良井宿の松屋茶房のぜんざい
ぜんざいを頂きました

このあとはスーパーに立ち寄って本日のキャンプの食材とお酒を買い足します。買い足したところでいずみ湖キャンプ場に向けて出発。 (諏訪大社方面の狭い道をナビに案内されましたが、県道40号の方からが良いです)

いずみ湖キャンプ場の上る道
おススメできない道から登ってしまった
いずみ湖公園の看板
いずみ湖公園に到着

「いずみ湖公園キャンプ場」の設備について

いずみ湖キャンプ場は諏訪市に事前申請することで利用可能です

  • 良い所
    • なんといっても無料
    • チェックイン、アウトなど大変遅い(朝は9時からOK,チェックアウトは16時まで)
    • 諏訪市から近い割に標高が高く夏でも涼しい
    • マレットゴルフやテニスなど利用できる
    • 隣の湖では釣りもできる
  • 悪い所
    • フリーサイトで場所は早い物勝ち
    • あまりフラットな場所は少ない
    • キャンプ場自体が狭いので大型テントやタープはむかない
    • 車の乗り入れ不可、一時的な荷物卸し用の駐車場はあるが、リヤカーなどもないので自力で運搬が必要
    • 駐車場とキャンプ場が離れている
    • 駐車場がフラットではなく、横に勾配がある
    • お風呂やシャワー等は無い(隣のテニス場にシャワーあり)
    • 最後、使用報告書を提出する

設備やレイアウト的にトレーラーには向かないキャンプ場です

いずみ湖公園とキャンプ場の案内図
いずみ湖公園とキャンプ場の案内図

案内図にはいずみ湖を一周できる道路があるように書かれていますが、実際にはテニス場に行く方法は1ルートしかありません(通行止めになっていたので閉鎖されたのか?)
キャンプ場と駐車場は運動競技場に隣接してあります。 荷物を降ろすのは研修の家の付近に車が数台停められるスペースがあり、そこでキャンプ道具など降ろしたらすみやかに駐車場に移動する仕組みのようです。

いずみ湖キャンプ場と全体マップ
いずみ湖キャンプ場と全体マップ
いずみ湖
いずみ湖
いずみ湖公園のマレットゴルフ
いずみ湖公園のマレットゴルフ
いずみ湖公園の運動場
いずみ湖公園の運動場

駐車場

駐車場は運動競技場の側面に用意されています。 こちらの駐車場は斜度があり、正直車中泊しにくいです

いずみ湖キャンプ場の駐車場
いずみ湖キャンプ場の駐車場はここに車を停車する
いずみ湖キャンプ場の駐車場は縦列駐車できないのでトレーラーを切り離して停車
いずみ湖キャンプ場の駐車場は縦列駐車できないのでトレーラーを切り離して停車

斜度が結構あり、寝にくいのですがグランドから撮影するとよく勾配がわかります

いずみ湖キャンプ場の駐車場は斜度が結構ある
運動場からみた駐車場 斜度が結構ある
いずみ湖キャンプ場の駐車場は駐車場は左右に1列ずつ停車できる
駐車場は左右に1列ずつ停車できる

キャンプ場に荷物を持っていく時は一時的に駐車できる研修の家の入口付近に停車して荷物を降ろします

いずみ湖キャンプ場の荷物搬入のために一時的に停車
いずみ湖キャンプ場の荷物搬入のために一時的に停車

ここから階段を下ってキャンプ場にいけます。 階段があるのでリヤカーなど使えません。全て手で運びます

荷物を一時的に降ろす駐車場からいずみ湖キャンプ場の様子(階段で下る)
荷物を一時的に降ろす駐車場からいずみ湖キャンプ場の様子(階段で下る)

ちなみに研修の家では広場にタープなど設営して子供達が遊びにきているようです。広場は研修の家のタープなどが一等地を使っていました。 他の利用者は森側を囲うように設営しています

いずみ湖キャンプ場の様子
いずみ湖キャンプ場の様子

炊事場

炊事場は水場と竈がセットであります。 2棟同じような構成でした

いずみ湖キャンプ場の水場と竈
いずみ湖キャンプ場の水場と竈
いずみ湖キャンプ場の水場、水のみ出ます(お湯は無い)
いずみ湖キャンプ場の水場、水のみ出ます(お湯は無い)

無料で利用できるだけあって、ごみなど全て持ち帰りです。 綺麗に使いましょう


トイレ

トイレ棟は1カ所のみです。 キャンプ場の一番奥、グランド側に建っています。グランド利用者も階段を登ってこのトイレを利用する想定だと思います

いずみ湖キャンプ場のトイレ棟
いずみ湖キャンプ場のトイレ棟(左右で男女のトイレ)
男子トイレのドア
男子トイレのドア

夜は虫が集まるので使ったらライトはスイッチを切って暗くしましょう

いずみ湖キャンプ場のトイレの洗面
いずみ湖キャンプ場のトイレの洗面
いずみ湖キャンプ場のトイレ
いずみ湖キャンプ場のトイレ
いずみ湖キャンプ場のトイレの便座(ウオシュレット無し)
いずみ湖キャンプ場のトイレの便座(ウオシュレット無し)

臭いも年季が入っているのも古い「公園のトイレ」というレベルです。(使えるだけ感謝ですが)
夜何度も利用しましたが、このトイレにくるまで真っ暗なのでライト必須です。 トイレ内もスイッチでライトを付けるのでライトなどないと困ると思います


シャワー

キャンプ場にシャワーはありません。 テニス場の管理棟に”テニス利用者のための”シャワーが備わっています。と管理人の方に念押しをされましたが、テニス場の営業時間内で利用者が混んでいなければ・・・という話でした。そのときによって事情がかわりそうです

いずみ湖公園のテニス棟
いずみ湖公園のテニス棟

事情を説明して中を見せてもらいました(結局利用はしていない)

いずみ湖公園のテニス棟のシャワー(17時まで使える)
いずみ湖公園のテニス棟のシャワー(17時まで使える)
いずみ湖公園のテニス棟のシャワーはコイン投入式
いずみ湖公園のテニス棟のシャワーはコイン投入式

キャンプ場からテニス場へはショートカットの道など無さそうで道路を回り込んでくる必要があります。5-10分ぐらいは歩くのではないでしょうか


いずみ湖公園キャンプ場でキャンプ開始

観光をしてからの到着というのもあってか食事を開始したのは15時半ごろになります。遅めのランチ・・を通り越して早めの夕食になってしまいました

いずみ湖キャンプ場でタープ設営完了
いずみ湖キャンプ場でタープ設営完了
BougeRV 車載用冷蔵庫とジャックリー700のポータブル電源
BougeRV 車載用冷蔵庫とジャックリー700のポータブル電源

バーベキューの火を起こしつつ、スーパーで奮発しておいしそうな黒毛和牛を購入。まずはこれから頂きます。

黒毛和牛
黒毛和牛
黒毛和牛のバーベキュー
黒毛和牛のバーベキュー
木曽の酒の七笑
木曽の酒の七笑
赤魚のバーベキュー
赤魚のバーベキュー
いずみ湖キャンプ場のタープ設営位置
いずみ湖キャンプ場のタープ設営位置

日も暮れてきたのでトレーラーのセッティングを行います。
(テニス場のシャワー室は17時までなのでこの時点で諦めて翌朝の日帰り温泉入浴施設に気持ちを切り替えています)

幌馬車くんで行く「いずみ湖キャンプ場」 トレーラー車中泊の駐車場
一度駐車場に戻って寝るセッティングを

夜の写真など撮っていませんが、タープで灯りをつけて呑んでいました。 20時頃にトレーラー呑みに切り替えて動画を見ながら映画鑑賞。22時頃に就寝です。 夜は大変静かで網戸にして快適に寝れました。(斜度があるので少しきになりましたが)

いずみ湖キャンプ場の7月の朝5時頃の気温は20℃
いずみ湖キャンプ場の7月の朝5時頃の気温は20℃

朝は早く起きて散歩をしたあとに朝食です。スープとホットサンドメーカーで焼いたパンなど。

朝食はホットサンドメーカー
朝食はホットサンドメーカーで
スープとカレーパン
スープとカレーパン

諏訪湖で予定があるので時間通りに行動し8時半にキャンプ場を出るようにします。
タープなど片してゴミなども綺麗にまとめ車に積み込みをしていきます

「いずみ湖キャンプ場」朝食後は撤収準備
朝食後は撤収準備

車を一時荷物卸し場に停車し、片づけて一カ所にまとまっているキャンプ道具を積んでいきます。

「いずみ湖キャンプ場」 一時荷物卸し場でキャンプ道具を積んでいく
一時荷物卸し場でキャンプ道具を積んでいく

駐車場に戻ってトレーラーを連結。 準備できました

「いずみ湖キャンプ場」 駐車場でトレーラーを連結し準備完了
駐車場でトレーラーを連結し準備完了

本日は駒出池キャンプ場を目指しますが、諏訪湖で遊覧船+お風呂のあとに向かいます。

いずみ湖キャンプ場は無料で標高が高かったので一度は利用してみたいキャンプ場でした。いろいろな条件面でトレーラー泊には厳しいと分かりましたので、これも良い思い出・経験となります。
このあとは3日目の駒出池キャンプ場の記事をご覧ください。


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