車中泊とは 自動車を駐車しておいて自動車内で泊まることです。 快適に寝るにはそこそこの装備を整えた方が良いかと思いますのでこのあたりを説明します。

こちらが普段使いの車の状態です。下段のラッゲージボードに台を置いてその下部はすべて車中泊のものが収納されています。
- エブリィワゴン専用マットレス
- 自作の拡張用マットレス+固定キット
- エブリィワゴン用の車中泊用のサンシェード
- 自作のテーブル
- 他車中泊用のグッズ

二列目のシートは左が一番後ろにスライドした状態、右が一番前にスライドした状態になります。二列目のシートを倒すとフラットな室内スペースが現れます。 シートの収納は足元にすっぽりと収まります。

こちらが(一応)フルフラットな状態です。 実際には二列目シートを足元に収納してもそこに段差があるのでこのまま寝るのは少々厳しいかと思います

これが二列目の段差です。計測していませんが、5cmぐらいは高低差あるかと思います。
この段差を埋めるために専用マットレスを使うのが最も手っ取り早いです。

自分が選んだのは床面に直接敷くマットレスタイプです。 ベッドキットなどで床から数十センチ高くするキットも販売されていますが
- 床に敷くマットレスタイプ
- 乗車モード(もしくは車中飲みモード)から簡単にフルフラットにレイアウト変更が可能
- 座高高が高く取れて空間上の圧迫感が少ない
- しかし完全なフルフラットではない ※専用マットレスで補う
- 床に直に敷設しているのでキシむこともグラグラすることも無い
- 床から数十センチ跳ね上がるベッドキット
- 完全なフルフラットが手に入る
- 跳ね上げる分、座高高が犠牲となり圧迫感が出てくる
- 敷設がそこそこ面倒
自分は社内で飲んだ後でフルフラットにするのに時間をかけるのが嫌だったのでマットレスタイプを選択しました。 実際に室内空間を測っていきます
エブリィワゴンの長さ(一列目のシートは調整しない場合)



正規品では170cmになります。 運転席を一番後ろにスライドしても専用マットレスが敷設できるようにしてあります。 これだと男性はきついですよね。 どうやって190cm以上もの空間を捻出するのかですが、車中泊では運転をしないので運転席のスライドを一番前まで追いやれば良いのです。
エブリィワゴンの 長さ(一列目のシートを調整した場合)



隙間にコンパネを敷きました。 コンパネのサイズは28cmです。 この上に自作の拡張マットレスを敷きます。

自作の拡張マットレス になります。 ネットで売っているものから作っています
- 高級合皮生地切り売り“GT-X”137cm巾 フェイクレザー (表面)
- スポンジウレタンチップ圧縮タイプウレタン吸音材 【硬め】
- ニードルフェルト巻91cm
- 両面テープ
購入履歴を探したらすべて楽天で購入していました。

実際に寸法を測ってみます



194cmまで確保できました。 ここまでくると大抵の人は十分な空間を確保できていると思います。
ちなみにこの専用マットは二列目シートの段差を吸収するように作られています

二列目シートの固定器具のフックと段差を埋めるようにできています。 なのですっぽりと収まります。

これが両面敷設した状態です。
- 専用マットは縁取り含めてすべて車の型に合わせているのでジャストサイズでハマる
- 二列目シートの段差は吸収しているが、完全なフルフラットではない(感覚でいうと緩やかな勾配があるが緩やかすぎて全体的に斜度がある感じだが、頭を運転席・助手席側に向ける状態だと全く気にならない
エブリィワゴンの 長さ(助手席シートを活用した場合)
エブリィワゴンの助手席もフラットに倒せるため、ここを枕がわりに使うとさらに空間を使えます。
その場合の寸法を紹介します


段差は約9cmあります。 この段差を枕とした場合の室内長を測ってみます


211cmありました。 ほぼ誰でも寝れるのではないでしょうか。

まとめ
- 一列目の運転席・助手席を調整しなければ、二列目以降の室内長は170cm
- 運転席を一番前まで倒せば室内長は194cm
- 助手席のシートを枕代わりに使えば室内長は211cm
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