今回は真夏でも涼しいキャンプ場企画である標高の高い「五味池破風高原キャンプ場」に行きました。
8月の気温は昼間28℃、夜は17℃でした。
こちらもご覧ください→車中泊・キャンプ場の標高ランキング
五味池破風高原キャンプ場のページインデックス
- 車中泊候補地情報「五味池破風高原キャンプ場」
- 8月の五味池破風高原キャンプ場の気温
- 五味池破風高原キャンプ場のスケジュール
- 五味池破風高原キャンプ場へのアクセス
- 「五味池破風高原キャンプ場」の設備について
- 五味池破風高原キャンプ場でキャンプ開始
車中泊候補地情報「五味池破風高原キャンプ場」
※軽キャンピングトレーラー(幌馬車くん)を基準とした、独自のこだわりポイントなど加味した判定です。 基準はコチラ→https://centisland.com/car/archives/1479
項目 | 評価 | コメント |
キャンプ場 | 〇 | チェックイン14:00~、チェックアウト~12:00 とても標高の高い場所にある、ほぼ県道の山頂執着地点にあるキャンプ場です。キャンプ場は広く第一キャンプ場は管理棟から離れており、入口付近にあります。 距離が離れて管理棟と第二キャンプ場があります。 車は乗り入れできるみたいでキャンプ場の区画に横付け可能、また車中泊エリアもあります。 どこも基本はフラットで良い場所だと思います。夜はとても静かでほぼ山頂なので遮るものがほぼ無く、星が大変綺麗に見えました。トイレは基本は近い場所にあり便利かと思います。 ゴミは持ち帰りが鉄則で唯一炭だけ捨てることができます。 |
標高 | 〇 | 1638m 標高はとても高く真夏でも夜は寒いぐらいです。 |
アクセス | △ | 上信越自動車道の須坂長野IC降りてからの下道23km 39分と少し遠いです。しかもラスト15km地点から1車線道路となり対向車とすれ違いが厳しくなります。勾配もきつく大型車両は通行NGとなっていました。所々にすれ違い用のスペースがあり、どちらかがバックできれば大丈夫ですがトレーラー牽引には向かないキャンプ場だと思います。 |
トレーラ受入 | △ | キャンプに行くまでの最後の15kmが対向車線が無いすれ違いが厳しい1車線道路です。何とかキャンプ場に到着したならば第一キャンプ場であれば十分停車可能かと思います。「辿り着けば」の話で、道路が狭いのでオススメできません |
区画広さ | ◎ | 区画によりますが、とても広いです。 大型区画を2つ連結した以上の広さがあると思います。一般のキャンプ場の2区画ぐらい離れている感じでした。とても贅沢にスペースを使っています。 |
入浴 | △ | キャンプ場にシャワーがあります。 (但し私が行った時には故障中とのことで使えませんでした) |
トイレ設備 | △ | トイレ棟は簡易水洗式が殆どで第二駐車場のトイレだけきちんとした水洗でした。他は簡易水洗でどこもウオシュレット無し。 ここまで高地でトイレに普通に使えるだけでも感謝です |
炊事場 | △ | 流し台ぐらいしかありません。 蛇口+シンクぐらいの超簡易設備です |
AC電源 | × | ございません |
プラス評価 | 〇 | 山頂付近で第一キャンプ場は景色が良いです。 また星が綺麗で第二キャンプ場は暗闇なので天体観測に人気があるようです。 五味池破風公園はハイキングコースも楽しめます。 標高も高いので真夏でも涼しく過ごせます |
総合評価 | △ | 個人的にはトレーラー牽引でのアクセスに難ありです。ただし景色は最高!大勢で区画を借りて楽しむには良いキャンプ場かと思いました。 |
8月の五味池破風高原キャンプ場の気温
天気は晴れ 気温は昼28℃、夜17℃です。 真夏でもとても涼しい所でした
五味池破風高原キャンプ場のスケジュール
今回は真夏の高地キャンプ企画です。真夏でも夜は十分涼しかったです。
- 1日目
- 早朝 出発
- 10時半 五味池破風高原キャンプ場到着し予約したジンギスカン鍋を食べる
- 12時 アーリーチェックインしてキャンプ場へ、設営して飲み開始
- (シャワー故障とのことで利用できず)
- 19時半 寒いのでトレーラー呑みに切り替え
- 22時半 就寝
- 2日目
- 7時頃 起床
- 8時頃 朝食
- 9時頃 後片付けをしてチェックアウト
- 11時頃 (嬬恋の)日帰り温泉のつつじの湯で入浴し帰路へ
天気にも恵まれ満点の星空が見えてとても充実したキャンプになりました
五味池破風高原キャンプ場へのアクセス
上信越自動車道の須坂長野IC降りてからの下道23km 39分となります。山に入った残り15km地点から1車線道路となり対向車を意識して登ります。道は所々にすれ違いできない幅となるのでどちらかが譲り合いしながら進みます。カーブが多いのでスピードを落として慎重に運転する必要があり、大型車は通行NGとなります。(マイクロバスまでOKと看板にありました)
トレーラー連結してルーフキャリアにRVBOXを3つ積んで出発です。最近はRVBOXを荷物置き場として重宝しているので冷蔵庫も増えた事もありフルで持っていくことにしています
荷物はルーフキャリアにRVBOXを3つ積んでいるので、エブリィワゴンの荷台はRVBOX1つ+コット(お昼寝用)ぐらいであとは冷蔵庫とクーラーボックス程度です。
筆者はアクセスルートではなく、下道で群馬からアクセスしています。途中に道の駅で休憩
途中でアクシデント発生。スマホのナビでセットしたルートが通行止めとなっていました。ゲートに鎖がかかっており通行不可です。正しくは県道346号から行くしかルートがなく、間違った案内は山道なのですが途中土砂崩れ等で通行ができないとの情報をキャンプ場のオーナーから後で聞きまし(どちらにせよ道幅なども心配で行くのは危険だったと思います)引き返して正規ルートで向かいます
県道346号ルートだと五味池破風高原(キャンプ場)の看板も出てきます。 安堵ですね。
この看板がでたあたりは1車線道路となっており車のすれ違いも厳しくなってきます。途中ですれ違いできるポイントは沢山でてきますので、どうしてもすれ違いできない場合はどちらかの車がバックして譲る必要があります
山道は対向車を意識して運転します。道が狭いので譲り合って運転します
15km近く運転すると山頂に到着しました。 この看板が出たら到着です
「五味池破風高原キャンプ場」の設備について
五味池破風高原キャンプ場は最低限の設備があります。 ここは山頂付近ということもあってトイレや水場などシンプルな設備で、オートキャンプ場と名乗っていますが、あまりオートキャンプ場の名にはふさわしく無い、”不自由”を楽しむキャンプ場だと思います。
- 良い所
- 標高がとても高い(1600m級)
- 星がとても綺麗
- 真夏の猛暑でもとても涼しい
- 悪い所
- 水場が最低限
- ごみは持ち帰り
- トイレは簡易水洗トイレでウオシュレット無し
基本的に標高が高い以外はその恩恵を最大限教授すべく他の不具合は全て受入るといったスタンスです。真夏でも涼しいので避暑地として使えます
小屋の壁に案内板がありました。
ここのキャンプ場は大きく2つのエリアに分かれています。
- 第一キャンプ(6区画)
- 五味池破風高原キャンプ場目指して最初に現れる場所
- 管理棟は奥の山道を進まないとたどり着けないが、シンプルなキャンプ場のため、管理棟の用事はシャワーか料金支払いぐらいしか発生しないので、駐車場エリアの視界が開けるロケーションか、芝生サイトと好みで選んで良いと思われる。それぞれ駐車場が2区画+芝生サイトは4区画存在する。どれもとても贅沢な広さの区画
- 第二キャンプ場(2区画)
- 2つ区画がある。1区画がとても広い
- 駐車場が車中泊プランが選べる(車中泊はただの駐車場だったので何も出来なさそう。区画サイトがススメ)
須坂の市街地の夜景を見るなら第一キャンプ場、真っ暗な状態で星空を眺めるなら都市の灯りが入らない第二キャンプ場(2区画しかない)と言われました。
山道をさらに奥に入っていきます。正直、この先って本当にあるの?とおもうような狭い道なので不安でしたが大きい建物がでてきました。
建物と池が見えたら到着です
トレーラーで行く事は伝えていたので管理棟からオーナーが出てきて指示してもらいました。本日はバーベキューも予約していたのでチェックインまでバーベキューを楽しみ、食べたあとにアーリーチェックインを予定しています。
ハウスの中にパンフレットがありました。
ジンギスカン(バーベキュー場)
チェックインの前にジンギスカンを予約していました。 レストランで食事ができます。
レストランのため持ち込みはNG、ドリンクもお店のメニューから選びます。 アルコールとありますが、ビール(発泡酒と缶ビール・瓶ビール)しかありません。 日本酒やワインなどいろいろ切らせているようです。
本日は団体客がレストラン予約しているとのことで我々は隣のログハウスの中で食事を頂く事になりました。オーナーの配慮でしょうか。ほぼ個室みたいな利用でした。
こちらのログハウス、いろいろバタついておりあまり宿泊を受け入れている様子が見られないのですが、使われているのでしょか・・・ 我々はジンギスカンのバーベキュー部屋として使わせて頂きました。
ジンギスカンを食べ終わると12時頃になったので、アーリーチェックイン(1時間あたり1000円)にて現地入りさせて頂きました。
キャンプ区画
第一サイトと第二サイトは大きく場所が離れています。 管理棟に近いのは第二サイトです。シャワー以外は特に管理棟に行く用事も無いので好みで選べばよいと思います。
まずは第一サイト
この2区画は須坂?の市街の夜景と星空が楽しめるエリアになります。(6番が一番良いロケーション)
地面は砂利でフラットです。とても広い。 6番は予約が既に入っていたということで5番を使わせてもらいました。こちらも山々が見渡せる良い場所です
次に道路挟んで山側に第一サイトの1番~4番があります。 看板も立っており、ここがキャンプ場で5番、6番区画は駐車場かな?と勘違いしていました。
一つの区画が広いのでファミリーオートキャンプなどの大所帯が利用できるスペースか、それ以上あると思います。(6番の区画も団体利用でした)
次に第二サイトになります。 こちらは奥に進んでつつじハウス(管理棟)をさらに登ったところにあります。
こちらも広く、この広さで2区画しかありません。(7番と8番区画のようです)
第二サイトは街の灯りなども届かないので満点の星空を眺めるのに適したサイトなのだとか(真っ暗ということ)
水場
オートキャンプ場と銘打っている割にオートキャンプ感(私の中では高規格キャンプ)が無い所です。炊事棟とも言えない、野ざらしのシンクに山の水から引いた蛇口が2つありました。(管理人曰く美味しいとのこと)
ちなみに近くのトイレの入口付近にも公園にありそうな水場があります。
五味池破風高原キャンプ場ではゴミは持ち帰りとなります。捨てられるのは唯一灰だけになります。水場の隣にドラム缶を半分に切ったような容器に捨てることが可能です
駐車場
五味池破風高原キャンプ場はフリーサイトが無いので、すべての区画に車の乗り入れが可能です。 登山客やレストラン利用などが駐車場を利用すると思いますが第一サイトと第二サイトにぞれぞれ用意があります。
まずは第一サイトの紹介から
第二サイト(管理棟付近)にも駐車場があります。 こちらのキャンプ場は少々変わっていて車中泊という設定があります。どうやら本当に駐車場に停めるだけの設定のようで第二サイトの駐車場にそれが設定されています
最初は車中泊にしようと思っていましたが、タープ等なにも展開できなさそうで、区画サイトがメチャメチャ広いことや車も乗り入れ可能という点を考えれば区画サイトが正解だったと思います。
トイレ
五味池破風高原キャンプ場ではキャンプ利用者に2つ、管理棟に1つのトイレがありました。それぞれ紹介します
最初に第二サイト(但しくは第二サイトの駐車場にある)のトイレになります。 ここのトイレが一番まともで水洗トイレとなります。
次につつじハウス(管理棟)にあるトイレになります。 ここはレストラン利用者用でしょうか。ログハウス側にあるのでログハウス利用者も使えるのだと思います。
女性側は鍵がかかっていましたがレストラン利用中は開錠されていました
最後に第一サイト側にあるトイレです。簡易水洗トイレのようです
五味池破風高原キャンプ場の第一サイトにあるトイレは夜中は電気が付きませんので懐中電灯をもって行った方がよいです。(正しくは多目的トイレに目線より高い位置にスイッチがあり、点灯できるのですが使ってよいものか悩む場所でした)
シャワー
残念ながら温水の故障ということで利用できませんでした。管理棟付近にあるものと思われます。第一サイト側からだと離れているので少し歩きます
五味池破風高原キャンプ場でキャンプ開始
ジンギスカンを食べたあとはチェックインしました。 本来は14時のチェックインですが、アーリーチェックインで1時間1000円とのことで12時からチェックインしております(+2000円)
そもそもファミリーオートキャンプクラスの広さなのに1区画2000円ですのでアーリーチェックイン入れても合計4000円ですからとても破格ですね。
それぞれの区画には番号の看板があります。しかしどこまでが隣の区画の境界線なのか全く持って不明。そもそも隣とは相当離れているので境界線争いとかほぼ無いぐらい広いから、付近であればどこでも良さそうでしたが
五味池破風高原キャンプ場の第一サイトの5番6番は付近の木々は無く、熊笹ぐらいしか生えていないので視界良好です。
場所を決めて設営開始です。 今回はエブリィワゴンのルーフキャリアにタープを付けるスタイルで設営しました。こうすると天井が高くなり移住空間が広くなります。区画がとても広いのでエブリィワゴンの停車位置次第でタープの設営が固定されるため利用上限が厳しいのですが、ここは広いので位置調整が容易でポジションを確保することができました。
設営も無事完了し呑みモード準備OK
ジンギスカンを食べた後だったのでしばらくはスナック菓子などでまったりとした時間を過ごします。
途中昼寝なども入れて夕方になったところで調理開始しました。 今回は炭を使わないカセットコンロ料理としました
五味池破風高原キャンプ場の第一サイトの5番は景色が良い。周りの木々も伐採されたのか熊笹しか生えていないので視界も広がり良い景観です
夕方になって気温がどんどん下がってきました。 Tシャツだと寒いので防寒着を羽織ります。(それでも日が落ちると寒い)
気温がどんどん下がっていき防寒着も着ましたが、寒くてギブアップです。 トレーラー呑みに切り替えます
このあとは呑みながらゲームや動画などを楽しみ過ごしましたが22時頃に眠くなったのでダウン
タープが目いっぱい朝露が付いています。取り払うと滝のように水が流れる・・・ タープは出発まで乾きませんでした
このあとは朝食を食べて後片付けをして撤収です。 昨日はシャワーに入れなかったので日帰り温泉に寄って帰ります
撤収は30分ぐらいで終わります。9時前ぐらいには準備できました
このあとはアクセスルートとは別の群馬県への下道で返りました。 帰りにつつじの湯(つつじハウスとは無関係)の日帰り温泉入浴施設でお風呂に入って帰宅しました
今回の旅も大変楽しかったです。 天気は多少お天気雨に降られたものの恵まれた天気でした。そして夜は満点の星空で天の川も見えて満足。市街の夜景も少し眺められたので良いロケーションでした
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