幌馬車くんのソファー(兼ベッド)


一番複雑なのはソファー兼、ベッドです。
スペースが限られているので、昼間はソファーで夜はベッドになるようにサイズを駆使して決めています。

  • 簡単にレイアウト変更できる事。(酔っていても簡単に施工できる事←これが重要)
  • ソファーのときにベッドの道具がしまえる事
  • ソファーからベッドモードに移行するときに荷物を外に出さず、目の前でフォーメーション変更できこと

一番悩んだのは採寸とレイアウトです。 おそらく何度も変更しています(現物みてさらに変更)
もともと昼間はソファーで夜ばベッドになるのがメインですのでこだわります。
ベッドモードでもテーブルは格納or設置が可能なレイアウトにします。
(冬は炬燵仕様になることも想定に入れる)

図面&工程


床が敷けたので、すべての起点となるソファーの台座部分の制作に入ります。

幌馬車くんの内装設計図面
ソファベッドの基礎部分

工程としては、補強は後でもよいとして外枠部分の施工とそれによる他の寸法の実査にあります。

幌馬車くんの内装設計図面
外枠を仕上げる

ソファー・ベッド制作


幌馬車くんのソファー設置
必要な工具

必要な工具です。 結構シンプル

幌馬車くんのソファーベッド
図面とホームセンターでカットした木材

幌馬車くんのソファー
クッションフロアに図面を描き、その通りに配置

見えない部分はランバーコア(15mm)のカットを配置します(24mm使いたかったのですが、重量が気になりヒヨリました。(補強は後で行う予定)
L字金具で固定していきます

幌馬車くんのソファー
L字金具と木材カット

幌馬車くんのソファー
使うL字金具は60mm
インパクトドライバー対応の13mmのビス

型枠を描いて配置・・・としていたら大きな問題が2つ発生しました
・幌馬車くんの室内は四隅は正確な長方形ではない。弧を描いているので木材が寸法通りにハマらない
・L字金具の穴の径が細く。ビスが通らない
採寸していましたが穴の径は盲点でした。
穴拡張をします

40mmのドリルビット

ドリルビットで穴拡張

幌馬車くんのソファー
L字金具の穴拡張
幌馬車くんのソファー
拡張後(左)と拡張前(右)これでビスが通るようになりました
幌馬車くんのソファー
マスキングテープで下穴用の長さを決めておく

軽量化で板がスカスカです。 下穴を開けておかないと割れる心配があります。 さらに貫通しないように長さを決めておきます。

幌馬車くんのソファー
L字金具の設置(隙間に補強をするのでデッドスペースを狙って設置)
幌馬車くんのソファー
見えない部分はランバーコア材で代替
幌馬車くんのソファー
見える部分は焼桐17mmを設置

ソファーの基礎はできました。 (強度が弱いので後で補強します)

ソファー天板の制作


施工の後工程ですが、こちらで記載します
天板となる木材のカットになります


図面&工程

幌馬車くんの内装設計図面
木材のカット
幌馬車くんの内装設計図面
工程では最後の方

ソファー天板の制作


幌馬車くんのソファー
天板用として21mmのラワンランバーコアを用意、ホームセンターでカット

天板は厚めのラワンランバーコアを使いました。 人間の自重に耐えられる厚さにしたかったのですが、24mmは重すぎて断念。 21mmのラワンランバーコアを使いました。

ソファーの補強


図面&工程

ソファーの外枠ができた後で、ソファーの天板をカットした残りの端材で作ったものです。

ソファの補強
幌馬車くんの内装設計図面
ソファーの台座の基礎を補強する

ソファーの補強の制作

幌馬車くんのソファー補強
ソファー天板で余った21mmのラワンランバーコアの端材で補強部品の制作

最初に端材を用いてソファーの補強を行います。 17mmの焼桐だけでは強度も歪みも不安です。

幌馬車くんのソファー
端材をボンドで貼り付け
約40cm間隔で補強(中の荷物スペースは確保)
幌馬車くんのソファー
側面の補強、100均のクランプを用いて圧着

ベッドはテーブル制作の後に仕上げを行っています
画像をクリックするとページ遷移します

幌馬車くんのテーブル制作(DIY)
幌馬車くんのテーブル制作

幌馬車くんのソファー、ベッド
カットした天板を設置(写真は後工程の加工後から引用)

試しにホームセンターでカットした木材を配置しました。(幌馬車くんは局面なので端をカーブしてカットした調整した後の写真です)
実際には以下の写真のように微調整しました。

幌馬車くんのソファー、ベッド
進行方向前の右側の調整(柱部分をカット)

幌馬車くんのソファー、ベッド
型を書いてドリルビットを用意
幌馬車くんのソファー、ベッド
開けた穴にジグソーの刃を入れて直角にカット
幌馬車くんのソファー、ベッド
支柱部分にハメてみる
幌馬車くんのソファー、ベッド
幌馬車くんのソファーモード

ソファー時の補強はこれで完了です。
次は天板にプリントの壁紙を貼っていきます。
(別の用途で購入した壁紙を使いましたのでスペースの都合上、淵だけ張り付けました。(このあとソファーを入れますので見える部分は淵部分ぐらいです)

幌馬車くんのソファー、ベッドDIY
壁紙シール 本棚柄を天板に貼っていく
幌馬車くんのソファー、ベッド
最初に横面から
幌馬車くんのソファー、ベッド
次に縦面を貼る(正方形は大変楽に貼れます)
幌馬車くんのソファー、ベッド
慣れてくると局面や窪みなども難なく貼れます(時間はかかるけど)
幌馬車くんのソファー、ベッド
前天板に貼りました
幌馬車くんのベッド展開の実際のサイズ
最終的なベッドサイズになります
幌馬車くんのソファー、ベッドの自作(DIY)
ベッドの拡張部分の縦板にも見栄え的に壁紙を貼りました。
幌馬車くんのソファー、ベッド
ソファーモード(ここにソファベッドの敷布団が納品されます)

敷布団はオーダーメイドで作ってもらっています。(納品が楽しみです)ソファーは完成しました。

ベッドの補強


ソファーの補強はできたので、今度はベッド展開時の補強について制作します
ベッド展開時はソファーのときの足元部分に天板を敷くことで幅140cmのベッドが出来上がります。 この部分は少し補強をしないと不安だったので支柱を3つ作ることにしました。

図面&工程

幌馬車くんの内装設計図面
フルフラットのベッド展開時のソファー時の足元部分の補強

補強位置は以下のようになります

幌馬車くんのソファー、ベッド
支柱埋め込みイメージ(水色部分)

ベッド展開時の補強の制作


支柱はラワンランバーコア(21mm)の端材をうまく利用して作っています。
上部には高さ微調整ときしみ音などを防ぐための緩衝材を貼ることにしました。

幌馬車くんのソファー、ベッド
100均のクッションシート(200円)
幌馬車くんのソファー、ベッド
木材をカット、下穴空け
幌馬車くんのソファー、ベッド
完成。ワイルドな作りですが、見えない部分なのでガサツに作りました。

敷布団の到着


オーダーメイドで発注していた敷布団が到着しました。

幌馬車くんのソファーベッドの敷布団オーダーメイド
幌馬車くんのソファーベッドの敷布団オーダーメイド
幌馬車くんのソファーベッドの敷布団オーダーメイド
実物

こちらにカバーを掛けます(カバーはあとできちんと取り付ける予定)
家のソファーカバーを現役から引退させて幌馬車くんのソファーにしたいと考えています

幌馬車くんのソファーカバー
幌馬車くんのソファーカバー
幌馬車くんのソファーベッドの敷布団オーダーメイド
カバーを掛けた状態

早速、トレーラーに運びました

幌馬車くんのソファーベッドの敷布団オーダーメイド
ソファーモード時(寸法通りにハマりました)
幌馬車くんのソファーベッドの敷布団オーダーメイド
ベッドモード(縦190×横140)
幌馬車くんのソファーベッドの敷布団オーダーメイド
ベッドモード(カバーからはみ出ていますがいずれ直します)
幌馬車くんのソファー・ベッドの敷布団カバー
後日にカバーも完成

これで完成です

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幌馬車くんの壁の制作
幌馬車くんの壁の制作

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幌馬車くんのギャレー制作(DIY)
幌馬車くんのギャレー制作