
あまり聞きなれない言葉ですが、「牽引に必要な連結器(ヒッチ)を、自動車に強固に固定するためのサブメンバーフレームのこと(wiki)」とあります。
要は牽引の器具(連結器)のことです。通常は軽自動車につけることはないでしょうが、軽自動車を買い替えた理由の1つに子供が大きくなって自転車通学を始めたということに起因します。
エブリィワゴンであれば本来、自転車は二列目シートを倒して社内の荷物スペースに収納することができますが、我が家ではキャンプ・車中泊仕様に使うので汚れたものを社内に持ち込むのはご法度です。(事実、知り合いがこの使い方をしていましたが、自転車を収納するときに普通にぶつかるキズ、凹みなどから始まり泥など車は汚れます。ましてや自転車を収納するときなど雨が降ったので迎えに行くなど通常ではい時に利用するケースの方が想定できるので、焦ってガンガンぶつけまくるというのは容易に想像がつく)
ということで社外で通学用の自転車を運ぶためにまずはヒッチメンバーを取り付けようとしました。
サイクルキャリアを選ばなかった理由は
- サイクルキャリアをつけると荷台のバックドアの閉会が面倒。もしくは制約が出る
- サイクルキャリアの固定の見た目が美しくない(嫌)
- サイクルキャリアのベルトの閉めすぎ・固定しすぎで凹みができている。
- サイクルキャリアは取り外しが(ヒッチキャリアより)面倒に見えた
という理由になります。
我が家はグローバルタイト社のヒッチメンバーを選択しました
- 良い点
- エブリィワゴンの適合が明記されていたのと、実例が掲載されていた
- 見た目が綺麗(ポールだけ見える)
- 牽引能力など申し分ない(軽自動車はこれ以上の値は難しい)
- 悪い点
- スペアタイヤを外す(諦める)
種 | 新型エブリイワゴン17系 |
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形式 | ABA-DA17W |
年式 | 平成27年~ |
料金 | ¥75.000- |
取り付けタイプ | メインバー見えないタイプ |
牽引能力 | 500kg |
静止垂直荷重 | 50KG |
在庫状況 | 在庫有り |
商品詳細 | 新型エブリイワゴン用ヒッチメンバーになります メインバーが隠れるタイプのヒッチメンバーになります メインバーをバンパーの裏に入るように設計したタイプになります マウント差込口のみが見える形状となりスマートなイメージの ヒッチメンバーになります ※こちらの車両はスペアタイヤヒッチメンバーを配置するスペースがない為 ヒッチメンバーを取り付ける際、スペアタイアを外す必要があります |
備考 | 取り付け:要既存穴拡張 |
スペアタイヤは痛いです。おかげで我が家の物置には無機質に取り外したスペアタイヤと固定フレームが保管されています。 替わりにPROSTAFF(プロスタッフ) 車用 補修用品 自動車用 応急パンク修理剤(軽自動車用)を常備することにしました。
ちなみに、牽引能力500kgとありますがこの値がダイレクトに引っ張れるトレーラーの重量という分けではありません。(950登録という車検証に書かれた牽引能力が正)
しかし、500kgと書かれているので車検証に関係なく、500kg未満でないといけないことは確かです。(静止垂直荷重とありますが、こちらの値はおおよそ牽引能力の1/10に設定されていることが多いそうです。)

見ているのはボールマウントとヒッチボール部のみ
今回はグローバルタイト社には知人の自動車整備工場に発送をお願いし、知人の工場で設置してもらいました。既存穴拡張というのがそこそこ厄介だったそう(グローバルタイト社で取り付けもしてくれるようです)

カーナビ、ETC、リアカメラ、ドライブレコーダー、USB¥・TV配線など電気系統もすべてお願いしました。また、このときは自転車用にと思っていたのですが、配線カプラー(牽引のトレーラーなどのブレーキランプなど電気配線をつなぐソケット)まですべてやっていただきました。(用途を伝えていなかったので当然といえば当然の配線ですが)
ボールマウントとヒッチボール部

ナンバープレートの下部にヒッチメンバーの連結部が出ています。 こちらにマウントとボールを取り付けます。

ボールマウントの他に、レシーバーにガタつき防止の「5/8インチ ヒッチレシーバーロック ガタツキ防止」というのを使っています。 コの字型ブラケットをマウントの中に押し込みます

これで準備完了。 実際のヒッチメンバーの連結部に差し込みます

あ


ここでシャフトを差し込みます。 ネジになっているので回すとどんどん入っていきます

最後はレンチで締めます

反対部分にシリンダーをはめてロックします


完成です。
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