ワークマンがキャンプ業界に進出して革命を起こしたとも思える、価格破壊・高品質のBASICドームテント 1人用ですが、実際に購入し試してみました。
ワークマン BASICドームテント 1人用について
選択したのは一人用のカラー:ネイビーです。
トレーラー泊なので殆ど使う機会が無いのですが、他のコミュニティでのテント宿泊に呼ばれたのでそれ用の参加と、将来はトレーラー泊では暑すぎるシーズンにタープ下で寝てみたいという想定です。
- 展開時のサイズは長さ215×幅104×高さ98cm
- 収納時のサイズは直径13×長さ55cmで重量は2.5kg
- 耐水性能はフライシートは約2,000mm、フロアシートは約3,000mm
- この性能で4900円(税抜) ※送料・手数料も掛からない
- 注意事項として、グランドシートは付属していないので別途購入する必要あり
本格登山用としては、重量が1kg前後で軽量を競っている中でこのスペックだと向いていないとは思いますが、車で荷台に収納する用途としては十分すぎるほど優秀です。
- WEB限定販売なので店頭では購入できません(店舗によっては展示品が置いてあったりします)
- 商品は店頭受け取りなので実際にワークマンのお店に行かなくてはいけません
- そのような取引方法なので発注後に店頭受け取りできるまで日数がかかります
- キャンプ用品は店舗によって結構販売されている(小さいグッズから椅子程度まで)
ワークマンの新しい販売方法ですね。 店頭受け取りにすると送料がかからないのが大変魅力です。
(そこでまたついつい買っちゃうんですけど)
- 自分の場合は発注して翌々日には店頭に到着しました
- オンラインでの注文は逐次メールにて連絡が丁寧に来るので大変安心できました
ちなみに、カラーをネイビーにしたのは普段使っているタープがColeman IL XPヘキサタープ/MDXという、洗練されたデザインを手掛けるMonroが手を組み立ち上げた「インディゴレーベル」の空の色と鮮やかさを競うようなカラーと合わせるためです。
そのColeman IL XPヘキサタープ/MDXとワークマンBASICドームテント 1人用のカラー:ネイビーの色の相性が良いかなと。
※ちなみに写真に写っているテントは「物置用」でしか使っていない
ワークマン BASICドームテント 1人用と相性の良いグランドシート
ワークマン BASICドームテント 1人用にはグランドシートが付属していません。 まじかよ・・・
5000円を切る価格設定にしたからだと思いますが、それにしても別途買わなきゃなので値段付けても良いから付属してほしい。オプションにしてほしいです。
しかもコールマンではグランドシートが商品ラインナップにありません。
他社のグランドシートを購入する必要があります。 選んだのは
こちらのGEERTOP テントシート グランドシートM(90×210cm)となります。
グランドシートはテントのサイズより一回り小さいサイズ(雨のときにグランドシートがテントから滴る雨を受けてしまい水を貯めないよう)にすると思いますが、スペック上では
- ワークマン BASICドームテント 1人用サイズは幅104×長さ215
- GEERTOP テントシート グランドシートMのサイズは幅90×長さ210
と幅で14cm、長さで5cm小さいサイズのため相性としては良いです。
しかも防水性能が8000mmもあるのでグランドシートとしては申し分ございません。
ワークマン BASICドームテント 1人用の感想・コメント
先に個人的な感想を書いていきます。
テント泊は殆どしないので素人の意見、あくまでエントリーとしてですが、購入して良かったと思っています。
- 良い点
- コスパが非常に良い
- キャンプで使う分には収納サイズ・重量共に全く負担にならない
- 通気もベンチレーションや網戸含めこの値段できちんと実現している
- 天井のフックや天井メッシュシートなど使い勝手が良い
- ダブルウォールなので前室には靴が置けること
- 悪い点
- 標準のペグが貧弱。手押しで刺して刺さるところは良いが、打ち付けが必要な場所ではおそらく曲がる
- 専用のグランドシートも販売してほしい
- (このサイズだから当たり前だが)登山のときなどはザックを置く場所が無い
- 感想・コメント
- ワークマンBASICドームテントとGEERTOP グランドシートMの組み合わせは幅はバッチリだが、長さはグランドシートがはみ出てしまうので少しグランドシートを折りたたむ必要あり
- 身長178cmの自分が使うと、幅は問題ないが、長さに難あり。長さ215cmあっても天井に向けて垂直にシートが立ち上がっている訳ではないので、上下のスペースにデッドスペース(頭とか端にぶつかる前に天井側のシートが髪に触れる)があり、シュラフなど使うと結露がシュラフに着いてしまう(ダブルウォールなのでマシな方ですが)
- このコンパクトさ、無駄を排除したサイズ感は個人的には好き。キャンプ時の使用では問題はない
- 出荷時の収納サイズと自分が使った後の収納サイズで膨れすぎて収納袋に収納しずらいかと思っていたが、収納袋も十分余裕、マチがあり、難なく収納できた。(一人用ということでカサが無い分、誤差もうまれにくいのか)
この値段でこの性能であれば十分買いです。
なにより、普段トレーラー泊なので寝る事少なすぎだからたぶん用途はいつものもの置き場!!
十分すぎるほど十分です。(他のコミュニティで誘われた登山ではこれ持っていきますが)
ワークマン BASICドームテント 1人用を実際に組み立ててみた
初陣はいきなり登山のテン泊です。(私自身、登山では小屋泊なのでテン泊初めて)
あたふたしないよう、事前に設営してみることにしました。
部品一覧(取扱説明書)では
- 本体(インナーテント)
- フライシート
- 天井ネット
- ロープ6本
- ペグ13本(スチール)
- メインポール2本(グラスファイバー)
- キャノピーポール(グラスファイバー)
- 収納袋
- 取扱説明書
となっています
ここからワークマンBASICドームテント 1人用を組み立てていきます
ここでテントとグランドシートのサイズ感を確認しました。 幅はグランドシートがテントに隠れるサイズなので丁度良い長さだと思います。しかし、縦の方が若干長く、テントをポールで突っ張っているためかテントがめくりあがってしまいスペックの長さ215cmよりも短くなっているようです。(グランドシートの長さが210cmなのでそれより短くなるって・・・) ここは実際使う時には折り曲げて見えないようにする必要がありそうです。
ここからテントを固定するために、ペグとロープを使って固定していきます。今回は仮止めです。
ペグは13本、ロープは6個付属しています
ここで注意ですが、最初にフライシートの閉会状態でペグの差し込む位置を固定するために、フライシートのは閉めたまま固定する必要があります。(ここでは省略してしまいました)
ワークマン BASICドームテント 1人用のテント内側
ワークマン BASICドームテント 1人用に実際寝てみると・・・
私の身長は178cmです。 頭をテントのシートに着くところから足を延ばすとつま先がギリギリか少しシートに接触する具合でした。 スペックの長さ215cmよりだいぶ短いと思います。
ちなみに、キャノピーポールは延長ポールというのが販売されており、シートが上向く(テントからの景色が天井のフライシートに邪魔されにくくなり、広角になる)ようです。
このあとは片付けでしたが、簡単に収納できました。
想像していたよりかさばらず、膨れず、元のサイズに近い状態で収納できました。
収納袋も余裕あるのですっぽりと入ります。