八幡平の避難小屋の「陵雲荘」に一泊しましたので紹介します。 2022/9/2宿泊
なかなか陵雲荘内部の情報が少なく記事にしてみました。
八幡平の避難小屋「陵雲荘」とは
八幡平湿原の八幡沼の湖畔?にある避難小屋になります。 建て替えが2003年で現在の陵雲荘となり、比較的綺麗な避難小屋になります。 室内も小奇麗に清掃されています。
- 陵雲荘について
- 目の前が湖面(沼)なので景観が良い
- 湿原が広がっているので全体的に解放感がある
- トイレがある
- 暖炉がある
- 就寝スペースが広く大人数が避難できる
- 駐車場から30分ぐらいで到着できる
- 夜は真っ暗
無人で電気・水道が引かれていないだけで、とても綺麗な山小屋という印象です。
陵雲荘へのアクセス
陵雲荘へは一番近いのは八幡平山頂レストハウスの有料駐車場となります。 登山口も八幡平山頂レストハウスから入っていくのでアクセスも便利です。
少し下ったところに無料駐車場もあります。こちらも結構な台数が停められますが、有料駐車場の収益が八幡平の整備に回るとあったので有料駐車場を選びました。 普通車は1台500円です。
八幡平山頂レストハウス
駐車場入口でお金を支払うと入場できます。 レストハウスは建て替え?増築中のようで一部は入れませんでした。15時頃に到着したときには皆さま帰り支度の方が多くこの時間からの入場は少ないようです。
八幡平の避難小屋「陵雲荘」に向けて出発
八幡平のコースマップはいくつか設置されており、道もコンクリート舗装された石畳なので迷う事はまずないと思います。
八幡平山頂レストハウスから見返り峠までが上りになります。 そこそこ斜度はありますが、コースタイムでも15分とあるようにあっという間に到着します。
見返り峠にもトイレがあります。今回はスルーして避難小屋の陵雲荘に向けて歩き始めます。 ここからはフラットか下りなので快適に進めます。
八幡平山頂への道と陵雲荘への道の分岐点が見えてきます。ここに2つウッドデッキの展望台があります。(今回は荷物を避難小屋に置いてから戻ってきて飲むことにしました)
石畳は山頂に向かっては続いていますが、陵雲荘への道は普通の登山道となります。少しぬかるんでいました
陵雲荘に到着
駐車場から歩いて30分ぐらいで到着です。
一階のほうは男性は天井をぶつけてしまうほどの高さです。梁など特に低い所が各所にありますので気を付けてください(私は何度もぶつけました)
陵雲荘のトイレ
陵雲荘のトイレはトイレのドアを経て室内にあります。 外からも外のドアを通じてここにアクセスできるようになっていました。 男性用便器が2,便座が2ありました。
水は無く、ペットボトルに汲まれた水は洗浄用として利用くださいとありましたので、各自手を洗う場合は水を沼から汲んできた方が良いかと思います。
陵雲荘の周辺を散策
時刻は16時を過ぎましたので風が冷たくなってきました。 展望台のウッドデッキで乾杯です。
しかし一人同行者が汗かいて急激に冷えたためか体調不良を訴え、早々に撤退しました。
同行者の急激な体調不良(汗で冷えて寒くなった)により、早々に陵雲荘へ戻ることとなりました。
陵雲荘はライトありませんので明るいうちに寝床の準備です
同行者の体調不良で(この季節であれば暖を取らなくてもいいとおもますが)暖炉を付けて暖をとるようにしました。(最低限の火力で少しだけ薪を拝借です)
夕焼けが見れたのですが、真っ赤な夕焼けです。 窓から見れたので急いで外に出てみました。
ここからは自分たちの灯りで灯しながら夕食を頂きます。 暖かい鍋を頂きました。
体調不良者により、夜は早々に就寝モードへ。 おやすみなさい。
翌日は5時ぐらいには明るくなりはじめ、朝焼けが見れました。 今度は鮮やかな黄色です。
朝食の前に前日に歩けなかった湿原を歩きます。 朝の散歩程度
9月上旬だと、夏の花(~8月下旬)と秋の紅葉(9月中旬~)のハザマの期間ですので少し人気が低い時期でしょうか。避難小屋には誰も宿泊されませんでした(平日の金曜日というのも関係していると思います)
これで木道ハイキングは終了です。 朝食を食べて八幡平山頂を経由して駐車場に戻ることにしました。
八幡平山頂レストハウスの駐車場に到着
とても気軽に行けて、綺麗な景色を堪能できました。