車中泊をすると誰もが課題を抱える「暑さ対策」について
車中泊は外気の温度より5℃前後暑くなります。また、深夜は涼しくても朝方に日が出てきて室内温度が急上昇・・・なんて経験は無いでしょうか。 多少の寒さは布団増やすなり、湯たんぽなりと対策しやすいのですが、車中泊は暑さ対策が課題ですね。
ポータブルクーラーの自作
作成したのは2019年です。(そのあと使っていないのですが・・・・)
穴を開けたりは避けたかったのでクーラーボックスの蓋を開けた時に仕切り板を作ってそこから送風と吹き出し口を作ることで普段はクーラーボックスとしての機能を保ちつつ使用するときだけ蓋を開けてクーラーとしての利用ができるようにしました。(このまま蓋も難なく閉まります)
- クリアな板
- USBで稼働するファン
- 発泡スチロール
- 両面テープ
仕組みはシンプルで蓋に沿って板を切り取り発泡スチロールで断熱、バッテリーで稼働できるファンで送風して冷たい風になって吹き出し口から噴き出るという仕組みです
いざ車中泊で使用
2021年に使用したので2年も経過していました。 6月の草津温泉で使います(無くても大丈夫な気温ですが)
最初に車中泊の車内の気温です。
2時間ぐらい使うの忘れて飲んでいました。 いかんいかん。人熱で熱くなってきたので温度を測ると23.7℃です。(二時間前より2℃ぐらい室内温度上昇してました)
中には板氷が3枚入っています
いざ稼働開始
小さいバッテリーでも数時間は稼働してくれます。50分後に測定した結果は・・・
2℃ぐらい下がっていますね。 人熱の上昇を考えると相殺してもそこそこ頑張っています。
1時間半後は・・・
深夜0時近くでしたがおおよそこの温度でキープしてくれています。
自作のポータブルクーラーを使ってみた感想
今回はまともな計測ではないのでいい加減な計測でしたが感想を述べます。
- 良かった点
- 吹き出し口が涼しく、その風を扇風機で巡回させると涼しい風が当たってくるので体感温度的に涼しく感じる
- あると安心できる
- 音も静かなので寝てても気にならない
- ちょっと暑いなというぐらいであれば、これあると涼しく寝れる
- 悪い点
- 期待するほど温度は下がらない(それでも人熱上昇を抑えて2℃ぐらい下げた)
- 真夏とか昼間の日差しがあるとおそらく使い物にならないぐらいの冷却能力
- 一定の気温になると風を当たり続けても総じて暑い
ポータブルクーラーを持っていくのであれば無しですが、クーラーボックス兼で持っていくなら稼働させて涼むぐらいかと思います。
(私はそもそも標高の高い所に行ってしまうので窓開けても暑くて寝れない場所はなかなか行かないのであまり稼働しなさそうですが)
今度はキャンピングトレーラー内で使ってみたいと思います