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使い捨てコンロ「インスタントコンロ」を実際に使ってみた

ナチュラルシーズンのインスタントコンロを使ってみた


おそらくダイソーで売っている300円のインスタントコンロと中身はほぼ一緒かと思われますが、ナチュラルシーズンのインスタントコンロを購入しました。
値段も消費税込みで325円だったと思いますが、同じものと思われます。

パッケージ、開封


ナチュラルシーズンのインスタントコンロのパッケージ
ナチュラルシーズンのインスタントコンロ

ダイソーのインスタントコンロと同じ形状です。 表面の印刷だけ変えているのでしょうか。燃焼時間が90分、調理時間が60分とありますが、要は1時間ですね。(ダイソーと同じでしょうけど、90分という文字も気になりなんとなくですがこちらの方がメーカー物なので良さそうに感じます)

ナチュラルシーズンのインスタントコンロを開封
パッケージを開封。入っているのは本体と支柱の針金

中身は至ってシンプルです。 中にはBBQコンロと網の一体型と支柱の針金が入っています。
BBQコンロには着火剤代わりの油紙と豆炭のような炭がいくつか散りばめられています。 重量からして軽いので一般の炭より密度が少なそうでいかにも早く燃焼する感じです。 支柱の針金は意外に丈夫でBBQ中に支柱が曲がるなどの心配はなさそうでした。

支柱とBBQコンロは何かハメたりして固定するのかと思いきや、「乗っけるだけ」のようです。 (マジかよ)
なので物をぶつけたりしてずれるとずり落ちることでしょう。 BBQコンロの底面はアルミの板のようですが、以外にペラペラでペコペコと凹む感じです。
少し心配なので針金の支柱をメリ込むように押して少しでもずれないように溝を作って使ってみました。

いざ、実践 着火してバーベキューを試してみる


まずは着火です。 網の下の油紙の着火剤に火をつけるのですが、ライターでやろうとすると網が邪魔してなかなか火が着きません。 自分の手の方が熱くなるので何度もやり直しました。 チャッカマンのようなものが無いとちょっと厳しいですね。。。

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なんとか四隅に着火完了
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着火剤が燃えるまでしばらく放置

着火剤が燃え尽きる、炭が安定するまで10-15分ほど放置します。 火が消える心配も無さそうですし、火おこしも不要なのでこれは楽ちんですね。
(その分、豆炭がスカスカで直ぐに燃え移るという証拠かと思います。 火の引火の速さときたら消し炭のような感じです)

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今回のお肉

今回は二名分のBBQですので肉も少量。インスタントコンロのサイズ感はベストマッチです。 牛タン厚切りと肩ロースを用意しました。

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まだ火柱がある状態での牛タン投下

コンロの中身の豆炭らしき炭が見え始めました。 中はけっこうスカスカで火力大丈夫かよと心配になるほどです。 実際、火力は弱めですね。 魚焼くにはよいかも。

余談ですが、テーブルでBBQコンロを使う場合、熱がテーブルまで伝わって溶ける、焦げるという心配が無いようにパッケージの段ボールを下に敷いています。
このコンロ高さがないですから、実際使う時には卓上コンロとして扱うことが多いと思うんですけど、それに配慮してか段ボールを敷くと下に熱が伝導することは無さそうです。 これはこれで便利。(ずり落ちて直接触れない限りは)
尚、説明書にはテーブルの上で使うなという免責事項が書かれていますので自己責任でお願いします。

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着火材代わりの油紙はほぼ燃焼
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牛タンの出来上がり

いざ、実食。 見た目は丁度良く焼けて美味しそうです。 火力が弱めなのか焼き加減も余裕をもって調整できている感じです。
味は、、、牛タンの味がする! 素材の味が生きています。
それは置いておいて、ネットなどの書き込みで気になっていた、着火剤のニオイが焼き物に付着するという件については、見事に付着していました。
うーん 噛めば噛むほど牛タンの旨味を感じるのですが、同時に鼻から通り抜ける感じるニオイに何か薬品のような感じが・・・ たぶんコレ、着火剤の残香ですね。きっと。 
気を取り直して牛肩ロースを焼くことにしました。

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次は牛肩ロース

火力といえばだんだん落ちている気がします。 以外に燃焼早くね?
ただし時間掛ければ焼けるのでそれほど焦る必要もございませんが。

ここで事件発生です。

 

ナチュラルシーズンのインスタントコンロ
黒い物体が肉に付着

肉をひっくり返したらなんと黒い物体が付着しているではありませんか。 こいつの正体は油紙の燃えカスです。 一度は灰になったものが肉の油が滴り落ちて油紙の灰に吸収。 再び邪魔な油灰として復活を遂げたのです。
網と豆炭もどきの間の隙間は結構狭く、焼いているうちに肉の重みなのか熱でなのか豆炭もどきに接触するようになりました。 結果、灰に油が滴り落ちて膨らんで付着したという感じのようです。
(折角の良い肉。あー、ガッカリだぜ)

味は、噛めば噛むほど牛の上質な油と肉の旨味を感じるのですが、同時に鼻から通り抜ける感じるニオイに何か薬品のような感じが・・・ たぶんコレ、着火剤の残香(以下、略)。 うーん。 うーん。
最後に野菜を焼いてみます。

ナチュラルシーズンのインスタントコンロでナスを焼く
ナスを焼く (中央に着火剤灰の油吸収ダマのような物体が見える)

ちなみに、ネットの書き込みでは「着火剤風味」は肉より野菜の方が強く感じるとありましたので、本当かを調べるためにナス一本用意してみました。
焼けた写真はありませんが、綺麗に焼けました。

塩コショウは嫌な予感がしたので、吉田のタレで少しでも味を濃くしました
実食! モグモグ。 
噛めば噛むほど鼻から抜ける香りが着火剤風味だあ~
うん。肉より野菜の方が着火剤風味をより強く感じ取れます。 しくしく

BBQコンロは放置して2時間ぐらい経過したあと網付近が温かいのか調べたところ若干ながら熱を感じました。 火力は徐々に落ちていくのですが後半は弱い火力に適した食材を焼くとよいですね。

ナチュラルシーズンのインスタントコンロの評価


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実際の卓上コンロとしての利用シーン

初めてインスタントコンロを使ってみた感想です。
着火風味のBBQをまとめてみます。

  • 良い点
    • コンロの準備が楽
    • 着火に苦労せず、放置可能
    • 引火が早く開始10-15分でBBQ開始できる
    • 使った後はゴミとしてキャンプ場に捨てられる
    • 殆ど手とか汚れない
    • 二人ぐらいでちょっとバーベキューを楽しむのであれば卓上コンロとしては有能
    • ちょっとしたBBQであれば300円台はアリだと思う
  • 悪い点
    • 素材に着火剤風味が付着する
    • 火力は弱め
    • 炭の寿命が短い
    • 炭が足せないのに加え、火力も弱いので普通のコンロより焼ける量は少なくなる
    • 感覚では2人が限界。3-4人で使うとお腹膨れる前に炭が逝く
    • 火力が徐々に弱まるので焼く順番など配慮した方が良い

個人的な評価を申し上げると、荷物搬入可能なごく普通のキャンプ場において、次回もそのままで使うことはたぶん無いと思います。
ただし使い捨てでき、着火風味が消せて、追い炭ができれば良いのです。

次回は、網とコンロが一体になっていますが、バーナーはほぼ常備していますし、網はその場で外せると思いますので網を外して着火剤代わりの油紙を取り除き、炭を幾ばくか足したうえで試してみたいと思います。
(これならアリな気がする。 豆炭もどきの燃焼で着火剤風味が生まれていないことを願う)

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